風呂活の効果
美容のためには毎日入りたいお風呂。
美肌、美髪をつくったり、睡眠不足や体調不良を改善したりととにかく効果は絶大です。
しかし、正しい知識のもとに入らないと、逆効果になってしまいます。
お風呂につかる時間が長かったり、短くてもよくありません。
お肌の乾燥を引き起こしたり、カラダを温められなかったりします。
正しくお風呂に入って、健康で美肌、美髪を目指しましょう。
まず、お風呂で重要なのは、「カラダを温める」ことです。
カラダの内部の体温を上げることで、眠りが深くなります。
その内部を体温を手軽に上げられるのが、入浴なんです。
睡眠の質が上がれば体調も整い、お肌の調子もよくなります。
入浴するといいことづくめです。
- ツヤ肌
- ニキビ予防
- シミ予防
- しわ予防
- ツヤ髪
- 薄毛予防
- 頭皮のニオイ
- むくみ改善
- 小顔
- バストアップ
- 美脚
- 冷え性改善
- 肩こり改善
- アンチエイジング
- 快眠
- ストレス解消
洗う
お風呂での体の洗い方は大切です。
顔と同じでカラダも摩擦はできるだけやめましょう。
タオルでゴシゴシこすっていてはお肌に傷ができます。
お肌にやさしいのは、ナイロン製よりシルク製です。
取る必要の角質まで落としてしまい、炎症の原因になります。
アトピーや敏感肌で悩んでいるなら、手洗いでも十分です。
入浴でだいたいの汚れは落ちています。
たっぷりの泡で優しく洗うだけで十分です。
重点的に洗った方がいい部分は、脇、足裏、デコルテです。
脇は皮脂が多いので、汚れが落ちにくい。
足裏は角質がたまるので、ふやかしてから除去。
皮脂腺が集中し、湯船から出ているので洗いましょう。
足がにおうなら角質をしっかり落としましょう。
角質を長い間ためると、硬くなってしまい、こすっても落ちないことがあります。
42℃ほどの熱いお湯に足裏を浸して、優しく角質を除去するといいでしょう。
デリケートゾーンは、しっかりすすぐだけで大丈夫です。
ボディソープを使うと、カラダに良い表皮ブドウ球菌まで殺菌されるので、臭いの原因になります。
洗いすぎは、ボディソープが炎症を起こすこともあります。
洗い終わったら、しっかりすすぐこと。
ボディソープの成分をお肌に残すと、刺激になります。
ヌルつかなくなるまで洗い流してください。
うるおいと洗浄力を兼ね備えたおすすめのボディソープ
ダヴボタニカル
ボタニカルとは、植物由来成分を配合した製品を指します。
入浴
シャワーだけだと、お肌の表面の体温しか上がらず、内部は冷えたままです。
カラダが冷えていると、睡眠の質が落ちるし、むくみがとれずに脂肪がつきます。
お風呂の入り方で効果が全然違います。
美容、快眠、健康になるための効果を100%引き出しましょう。
できればお風呂は毎日入りましょう
毎日入ることで、睡眠の質が上がり、血行もよくなり、老廃物がたまりにくくなります。
血液には栄養だけでなく老廃物もいっぱい流れているので、血液循環がよくないと細胞に栄養が行き渡らなくなり、血管の老化にもつながります。
お風呂は肩までつかりましょう。
入浴は、肩までつかるのが理想的です。
お湯の負荷で血液やリンパを心臓に押し戻す作用が働き、むくみが取れます。
また、首にタオルを巻いて入ると、頭皮の血行がよくなり、健康的な髪が生えてきます。
自律神経の調整にも役に立ちます。
入浴剤は入れたほうがいい
入浴剤には、保湿効果や角質除去、香りによるリラックス効果などうれしい作用がいっぱいです。
せっかく湯船につかるなら、入浴剤は毎回入れましょう。
入浴剤でよく使われているのが、硫酸ナトリウムです。
これは、皮膚のたんぱく質と結合して、表面に薄い膜を張ってくれます。
保湿効果のほか乾燥を防いでくれるので、ぜひ成分表に注目してみてください。
保湿効果が高いキュレルの入浴剤。
湯船につかるなら入浴剤は使うべき。
保湿効果が全然違います。
他には
酒風呂
日本酒に含まれる酵素やアルコール成分などにより、肌の洗浄効果や血流をアップさせる効果が期待できます。
- 肩こり、冷え症
- 肌の乾燥が気になる
- カラダも気持ちも浄化
泥風呂
汚れを吸着して、排出する効果が期待できます。
ミネラルもたっぷりあるので、お肌をしっとりと癒してくれます。
- 疲れがたまっている
- 汚れをしっかり落としたい
- 自然治癒力を高めたい
塩風呂
スピーディーに汗をかくことができます。
ミネラル成分により、不純物が汗と一緒に排出され、血行と代謝も高まり、むくみを解消してくれます。
- 肩こり、疲れ
- 代謝を上げたい
- たっぷり汗をかきたい
生薬風呂
ハーブや生薬の成分で、保温や保湿効果が期待できます。
アロマ成分によるリラックス効果で眠りの質も改善することができます。
- 肌荒れが気になる
- 気分転換、リラックスしたい
長風呂はやめましょう!
実はうるおいを得るどころか乾燥してしまいます。
皮脂やセラミドなどの保湿成分がどんどんお湯に溶けるためです。
適度な時間入浴し、さっと上がるのが理想です。
どうしても長風呂したいなら、入浴前に全身に天然オイルを塗ってください。
肌のうるおいを閉じ込めて、乾燥を防ぐことができます。
入浴後にお肌に残ったオイルを洗って落とせば大丈夫です。
理想的な入浴時間は、40℃のお湯に15分がベストです。
汗がじんわりでてくる温度と時間がいいでしょう。
泡風呂は乾燥するのでおすすめはしません。
半身浴も温まらないのでしっかり入浴しましょう。
時間がないからシャワーのみになる場合は、血管が多くある首の裏にシャワーを当てて温めて。
血流が悪い冷え性は、お腹まで血液が巡らないことが多いため、お腹が指より冷たいなら要注意です。
寝るときに手足が冷たい人も冷え性の可能性があるので、しっかり入浴しましょう。
マッサージ
冷え性を和らげるために、入浴中にリラックスしながらツボを押すとよいでしょう。
有泉・・・足指を曲げてできる足裏のくぼみ
太衝・・・足の親指と人差し指に付け根
三陰交・・・くるぶしから指4本上の骨のきわ
リンパマッサージを全身の血行がよくなっている入浴中にやると、リンパの流れがよくなり、むくみ解消につながります。
風呂上りに整える
保湿
入浴時のエクササイズや入浴後のスキンケアでカラダを整えましょう。
化粧水は、お風呂上がりすぐに塗りましょう。
お風呂上りはすぐに水分が蒸発するので、5分以内に化粧水を塗りましょう。
そして、クリームを塗って潤いを保ちましょう。
シワ対策には、クリームが効果的ですが、その前に水分や栄養を補給することが大切です。
レチノールやビタミンC入りの美容液をクリームの前に使いましょう。
シートマスクも美容成分が浸透しやすい入浴後がベストです。
入浴後、乾燥しないように5分以内にパックしましょう。
睡眠
入浴後は、すぐに寝ないと無駄になります。
カラダの内部の体温が下がるのは、入浴後1時間くらいです。
内部の体温が急上昇したあと、急降下したほうが、より深い眠りになり、睡眠の質が向上します。
就寝時間から逆算して入浴時間を決めるといいでしょう。
夏は気温も高いので、1~2時間前。
冬は気温も低いので、30分~1時間前に入ると理想的です。
入浴後に夜更かしすると、熟睡できるタイミングを逃してしまいます。