カップル・夫婦の関係が長続きするための心理テクニック

キスは愛情を深める行為

キスは、愛情を確かめるコミュニケーションの一つです。

 

キスをすれば、快感を得ることができます。

これは、コルチゾールと呼ばれるストレスホルモンが減少するためです。

好きな人とのキスは、気持ちの安定が期待できます。

 

男性は、キスをするとオキシトシンが増加します。

女性は、男性の唾液に含まれているテストステロンが作用します。

これらのホルモンによって、性欲が刺激され、お互い親密になりたいという気持ちが高まります。

 

また、キスをすることでセロトニンやドーパミンなどの幸せホルモンが分泌されることによって、幸福感に包まれます。

 

相手を尊重することが関係を長続きさせるコツ

「ありがとう」を言葉にして伝える

長い付き合いになると、言葉にしなくても相手に気持ちは伝わると思いがちです。

そのため、日々の感謝を伝える機会がなくなります。

 

ご飯を作る、掃除をするなど、お互いの生活をよりよくするための行動が当たり前だと感じます。

ささいなことでもいいので、相手の行動に対して感謝していることを気持ちだけではなく、言葉にして伝えるようにしましょう。

 

見返りを求めない

料理を作ったり、掃除をしても、過度に反応を求めないようにしましょう。

見返りを求めず、ただただ相手のために喜ぶことをする姿勢が関係を長続きさせる秘訣です。

 

相手を変えようとしない

まず、相手を変えれるなんて思わないほうがいいでしょう。

ダイエットや勉強など自分で自分を変えるのも難しいのに、相手を変えることができると思うのは間違いです。

相手が思い通りに動かないと不満が溜まるだけです。

人を変えられなくて当然、相手のあるがままを受け入れようとする気持ちが大切なのです。

 

お互いの理想や目指す姿を応援する

パートナーがこうなりたいと思い描く理想像を理解し、その理想像に近づくために言葉遣いや行動を通じて促していくことは、理想的な関係といえるでしょう。

これを心理学では「ミケランジェロ現象」といいます。

円満で長続きする関係になるのは間違いないでしょう。

 

ケンカするほど仲が良いという心理

ケンカするほど仲がよいというのは、真実です。

 

人間関係なので、相手に対する不満がまったくないということはありません。

本音を言い合えない関係は、うっぷんが溜まって爆発して取り返しのつかないことになりかねません。

 

ケンカには、お高いの不満を溜め込まないためのガス抜きの役割があります。

自分自身の思いを解放することが大切です。

 

ケンカのポイントは、後に引きずらないことです。

 

まず、お互いに相手の話を聞くことです。

反論したくなるかもしれませんが、グッと我慢しましょう。

 

相手に不満をぶつける時は、相手の人格ではなく、行動を指摘しましょう。

人格を否定する言葉は使ってはいけません。

不満の原因となった行動があるはずなので、それを指摘することが大切です。

 

たとえば、あなたは「冷たい」「気持ちがない」というのではなく、「1週間もメールに返信してくれなかった」と具体的な行動を指摘しましょう。

 

そして、相手を責めるのではなく、自分の感情を伝えましょう。

「なんでメールの返信してくれないの?」「返信する時間くらいあるでしょう!」と相手を批判するのではなく、「私はさみしかった」と自分の感情を伝えることが大切です。

 

特に、決めつけや他人との比較、過去の出来事を出すこと、などの言葉はケンカが泥沼になるので、絶対にやめましょう。

 

最後に、指摘したことについて、「言いすぎてごめん」と仲直りの言葉を伝えましょう。

 

記念日を大切にする

男性がよく記念日を忘れて女性に怒られるというエピソードがあります。

これは、愛情不足ではなく、記憶能力に男女差があることから起こっています。

女性は、過去に体験した思い出をより詳しく覚えています。

 

女性は、感情をもとに記憶するため、付き合い始めた日や初デートなど、感情が動いた出来事の記憶が鮮明に残ります。

男性は、事実を記憶するので、感情は二の次になっています。

 

対策としては、女性は男性の特性を理解して、記念日を気づかせてあげるといいでしょう。

男性は、スケジュール帳で管理するなど、忘れない仕組みを取り入れることが大切です。

 

付き合ってから態度が変わる心理

「恋人の態度が、付き合ってから変わってしまった」と感じる人は多いんじゃないでしょうか?

心理的には当然の行動で、付き合う前や付き合い始めに相手に尽くすことは、相手を手に入れたいという気持ちが働いているからです。

 

男性の場合、付き合う前や付き合い始めの頃は、気持ちが急激に高まり、アプローチが積極的になります。

深い関係になる時がピークで、そこからなだらかに下降トレンドになります。

また、付き合っているという事実が相手への愛情表現と考えるので、積極的に愛情表現を言葉や行動に出さない傾向があります。

 

女性の場合は、付き合う前や付き合い始めの頃は、徐々に気持ちが盛り上がっていきます。

深い関係になっても気持ちが下がることなく、そこから徐々に上がっていきます。

 

つまり、付き合う前や付き合い始めの頃は、男性の気持ちが急激に盛り上がりますが、女性はまだそこまで気持ちが高まっていません。

そして、深い関係になったあと、男性は緩やかに下降しますが、女性は緩やかに情報しています。

時間が経つにつれて、男性より女性の気持ちが強くなり、女性が「男の態度が変わった」と感じるのです。

 

盛り上がりが下がったといっても安心感が高まっているということであり、決して悪いことではありません。

関係がマンネリ化していると感じるなら、適度に刺激を取り入れるとよいでしょう。

 

新しいことに挑戦する

二人の関係がマンネリ化すると新しい刺激を求めるのは当然です。

二人で新しい趣味に挑戦する、ファッションを変えるなど、相手の新しい一面を見つけて、ほめることを積極的に行いましょう。

心理学では「自己拡大」を求めるといいます。