武田神社
武田神社は、「風林火山」の旗指物で有名な甲斐の名武将、武田信玄公を祭神として祀る神社です。
武田神社は信玄の父である武田信虎が移築し、信虎、信玄、勝頼の武田氏が三代に渡り居住した館跡(躑躅ヶ崎館跡)に建てられた神社であり、武田氏にもっとも縁のある神社でもあります。
勝負ごとだけでなく、日常の中でも「自分の弱さに打ち勝ち道を切り開く」と言った意味でも、幾度もの戦に勝ち続け、激しい戦国時代を駆け抜けた信玄公の「勝運」のご利益にあやかりたいところですね。
神社好きだけでなく、武将好きの歴女にもぜひおすすめの神社です。
北口本宮冨士浅間神社
北口本宮冨士浅間神社は浅間神社の一社であり、江戸時代より富士山登山道の吉田口の起点ともなっている神社です。
1900年の歴史を誇り、日本日本武尊(やまとたけるのみこと)が東方遠征した際に「富士の神山は北方から拝せよ」との仰せにより祠を建てて祀ったことが始まりと言われています。
昔から有名な富士山の遥拝地の一つとして挙げられます。
祭神として富士山の女神とされる木花開耶姫命(このはなさくやひめのみこと)、彦火瓊々杵命、(ひこほのににぎのみこと)、大山祗神(おおやまづみのかみ)が祀られており、安産祈願や夫婦円満をはじめ、水と山を司る神様であることから交通安全のご利益もあるとされています。
最近では婚活成就のためにお参りする女性も多いとか…。
石割神社
石割神社は漢字の「石」の字の形の大岩を御神体として祀る珍しい神社で、同時に日本有数のなパワースポットとして注目されています。
石割山のほぼ8合目にあるため、石割神社までの400段の長い階段を上りきる頃にはかなり息もあがりますが、静まり返った美しい自然の中に建つ神社はどこか清々しい空気に包まれています。
開運や厄除け、長寿息災のご利益があります。
御神体の石からしみ出てくる霊水は皮膚病や眼病に効くとされており、厚い信仰を集めている神社と言えます。
身曾岐神社
身曾岐神社は天照大神、および古神道の「みそぎ」を伝えた天徳地徳祚身曾岐自在神こと、井上正鐵(いのうえまさかね)翁を祭神として祀っている神社です。
1985年創建と新しい神社ですが、数年前に有名人が挙式をしたことで一気にその名を知られるようになりました。
古神道が説く「みそぎ」は、日常における目に見えない「みそぎ」を奥義としています。
つまり、心も体も何事も「きれい」にしておくことにより新たな人生を歩み出せるという教えと言えましょう。
毎年夏に行われる「八ヶ岳薪能」は有名で、神職によって灯される篝火が揺らめく境内は一層神聖で幻想的な雰囲気となります。
ぜひ一度鑑賞される良いでしょう。
浅間神社
浅間神社は「甲斐國一宮 浅間神社」が正式名称であり、明神大社で富士山信仰の拠点となる神社です。
主祭神として木花開耶姫命(このはなさくやひめのみこと)を祀り、日本女性の規範となる女神として崇められています。
国道20号線傍にある朱色の大鳥居が一際目を引き、参道へとつながっていきます。
境内には並ぶ有名な「十二支まいり」の石像は、自分の干支やその年の干支にお参りするとご利益があると言われています。
その先にある「成就石」と一緒にお参りすると様々な成就に恵まれそうですね。
また御神木でもある夫婦梅の実を頂くと子宝にも恵まれるとの言い伝えもあります。
縁結びや結婚のごっりやくも高い神社です。
夫婦木神社
夫婦木神社は甲府市にある美しい景色で有名な昇仙峡の近くに建てられた神社です。
樹齢千年をこえる橡の木が御神体として崇められており、古くは武田信玄公の戦国時代から子孫繁栄、安産、子宝祈願の神木として信仰を集めてきました。
世界でも稀に見る奇木である夫婦木が祀られており、全国から参拝者が途切れることはありません。
男女が揃って参詣すると必ずご縁が成就し、また子供が欲しい夫婦が揃って祈願すれば必ず子供が授かるという霊験あらたかな御霊木なのです。
必ずカップルで参詣することがポイントですが、縁結び、復縁のご利益もあるので、大好きな人ともう一度復縁をお願いしたい人はぜひお参りしてみましょう。
熊野神社
熊野神社は歴史が古く、一般的に807年に創建されて以来、紀州熊野権現として熊野郷の鎮守社として崇められてきたと言われています。
伊弉冊尊・速玉男尊・事解男尊・天忍穂耳尊・瓊瓊杵尊・彦火火出見尊の6座を祭神として祀っていますが、元々は熊野三山と祭神とした信仰がベースとなっているとも言われています。
境内熊野神社の見どころはなんと行っても、国の重要文化財に指定されている本殿と拝殿でしょう。
本殿は鎌倉時代に建立、また拝殿はかの信玄公が関わって再建されたとも言われており、時空を超えて甲府の地を守ってきた歴史を感じることもできる稀少な神社と言えます。
氷室神社
氷室神社は樹齢千年を超える大杉を御神木として祀り、屈指のパワースポットとしても人気の神社です。
770年開山の櫛形山の中腹にあり古くから神仏習合の霊山として昔から崇められてきました。
武田家からの崇敬が厚く保護され、江戸時代に入っても国家安寧の祈願所として守られてきました。
境内へとつながる参道の石段はいまでもその美しさを残しており、一段一段思いを踏みしめながら上りたいものです。
息をのむほど美しい境内林が広がり、静寂の中にも神々しい空気に包まれています。
「どこか心がすっきりと浄化されていく…」そんな清々しさを感じることができる、人気の神社と言えるでしょう。
金桜神社
金桜神社は金峰山を御神体として甲府の名勝地である昇仙峡に建立された神社です。
約2000年の歴史を持ち、悪疫退散と万民息災の祈願し、金峰山山頂に御祭神である少彦名命(すくなひこなのみこと)を祀ったことが起源とされている由緒ある神社です。
健康や厄除けといったご利益があるとされていますが、境内にある御神木「鬱金の櫻」は神社の名前の由来ともなっており、4月下旬~5月上旬にかけて黄金味を帯びたこの櫻の花を拝んで、御神宝でもある水晶のお守りを受けると一生金運に恵まれ、厄難解除のご利益が受けられるとも言われています。
参拝するなら高いご利益が受けれる櫻の花が満開の季節がオススメです。
河口浅間神社
河口浅間神社は864年の富士山噴火鎮祭のために奉斎したことが始まりとされています。
もちろん主な御祭神は木花咲耶姫命(このはなさくやひめ)。
富士山のエネルギーを秘めた有名なパワースポットとしても有名で、全国から参拝者が集まる人気の神社です。
御神木でもある「七本杉」が有名で、なかでも境内の奥にある二本杉は「縁結びの杉」とも呼ばれています。
また、「母の白滝」は神社の御祭神である木花咲耶姫命(このはなさくやひめ)の母神が祀られており、新たな自分を生み出すエネルギーを与えてくれるスポットとしても注目されています。
時空を超えた静寂の中を参拝し、時を忘れて自分を見つめ直す空間としてもおすすめの神社です。