基本的な意味
勝ち取る
意見の違いからの戦いを表しています。
どんなに平和な状況であっても、さまざまな衝突が起こることはあります。
混乱した状況や葛藤を暗示しています。
現状に満足できず、新しいことを始めようかと迷う葛藤を意味します。
敵の存在は、あなたが新しい状況を生み出すカギとなるかもしれません。
絵柄
青空の下、5人が意気揚々と棒を手に戦いを繰り広げています。
カードの明るい配色は、この戦いに悪い感情が伴わないことを示しています。
闘志と勝負へのこだわりをあらわすカードです。
杖（ワンド）の5 正位置の解釈
正位置キーワード
競争、力の融合、十人十色、信用、革新、変革、対立、葛藤、試練、不和、訴訟
正位置の解釈
このカードは、ライバルが多い、もめごとや訴訟、葛藤を示しています。
おのおのの自己主張が強いために、対立を招いているかもしれません。
チームワークが乱れ、本来の能力を発揮できない態勢で物事を進めなくてはならないかもしれません。
プレッシャーを感じている状態を表しています。
理不尽な状況に追い込まれるかもしれませんが、あきらめてはいけません。
正しいと思うなら、反対を押し切ってでも進めましょう。
最初は、周囲の理解が得られなかったりしますが、賛同してくれる仲間によって道が開けたり、大きな利益を得る暗示があります。
信じて進めば願いは叶うことを体験するでしょう。
現在の状況
混乱した状況を表しています。
本音でぶつかりあう時期かもしれません。
勝ち負けが決まるかもしれません。
気持ち・心理状態
プレッシャーを感じているかもしれません。
場をうまく乗り切りたいという気持ちです。
反対意見に対する反骨心があります。
問題の原因
自信に実力がともなっていないかもしれません。
落ち着かないのかもしれません。
未来
よいライバルが現れるかもしれません。
より上を目指しましょう。
アドバイス
自己主張して、ストレートに意見を伝えることが大切です。
時には、戦って勝つことで得るものがあることもあります。
ひるむことなく、もっとチャレンジしましょう。
恋愛
複数の異性から言い寄られるかもしれません。
恋のライバルの出現が示されています。
相手に好きな人がいることが発覚するかもしれません。
周りからお付き合いを反対されるかもしれません。
仕事
時には反対を押し切って進めることも必要です。
大胆な路線変更や一からやり直すことになるかもしれません。
息つく間もない忙しさになるかもしれません。
有益な議論を交わすとよいでしょう。
コンペやオーディションへの参加も吉です。
対人関係
議論したり、刺激を与えあえるグループです。
共通の目的を達成することができるでしょう。
その他
先が見えない中で奮闘することができるでしょう。
程よい緊張感。
予定外の大きな出費も示されています。
杖（ワンド）の5 逆位置の解釈
逆位置キーワード
一時休戦、意見の相違、烏合の衆、不和、トラブル、疲労困憊、試練、長引く交渉、不況、苦い思い、混乱した状況
逆位置の解釈
逆位置になっても、争いや競争の意味を持ちます。
しかも、それが無益な戦いや納得のいかない結果を生むので注意が必要です。
小競り合いが起きる暗示です。
ケンカに負ける、敗訴、非協力的などを示しています。
何とか戦いを回避したり、妥協案を模索する道を考えることが大切です。
歩みが止まり、トラブルの対処に追われることがあるでしょう。
未解決の問題を優先して対処しましょう。
カッとならずに、冷静に対処すれば状況は沈静化していきます。
現在の状況
まわりに振り回されて混乱する時です。
混乱した状況で、収拾がつかないことを示しています。
気持ち・心理状態
自分だけが大変だと感じているかもしれません。
悪い妄想が加速し、いら立ちを覚えるかもしれません。
苦しんだり、疲労困憊になるかもしれません。
問題の原因
手段を選ばず、やりたい放題しているかもしれません。
支離滅裂になっているかもしれません。
未来
埒が明かまいまま状況が停滞するかもしれません。
衝突を避けるために妥協するかもしれません。
アドバイス
現状を長引かせないようにしましょう。
意見をまとめましょう。
問題を一つずつ解決していきましょう。
恋愛
相手と引き離されたり、会えない時間が長く続くかもしれません。
恋がなかなか進展しないことが示されています。
独占欲に駆られたり、ネガティブな考えにより苦しむかもしれません。
ケンカが収まらないことを暗示しています。
仕事
問題がなかなか解決せず、膠着状態に陥ることもあるでしょう。
会議の収集がつかなくて、しかたなく妥協案を取ることになるかもしれません。
対人関係
会話がまとまらなかったり、ささいなことでぶつかりあうかもしれません。
時間をかけて説得するようにしましょう。
しつこい人、ひがみっぽい人が示されています。
その他
現状を認めたくない、なんとしても自分を守りたい、ということが示されています。
収入源を失い、貯金を切り崩すことになるかもしれません。
