沖縄のパワースポット、「神様がいる島」大神島

沖縄大神島

大神島の紹介

沖縄県の宮古島に属する北側にある島で、神が宿ると言い伝えられています。

地元の人も行くことが少ない大神島へ繋がる橋は無く、船で行くこととなっています。

 

17世紀に海賊が財宝を隠し、島の人達から命を奪い、残された子孫達が今の時代へ繋いでいるとも言われています。

以前は学校もあったのですが今では学校もありません。

たくさんの命を奪った海賊は神の怒りに触れ、事故という形で生き残ることができなかったとも言われています。

 

隠された財宝を見つけ出そうとする人は気が触れ、正気を失うと伝えられています。

島には足を踏み入れることを禁じられた場所も少なくありません。

その場所は神聖な場所とされています。

 

また、道が閉ざされているためにそれ以上は進むことができない場所もあります。

それは島の道路工事に携わった人達が途中で病気に罹ったり、工事に使われるものが故障するなど工事を成し遂げることが不可能な状態となり、中断を余儀なくされたことが原因とされています。

 

工事のためにある岩が壊されたのですが、それが神の岩であったため、岩を元へ戻すことで病気に罹った人達が回復したと言われています。

その岩は茂みにあるとはいえ、写真撮影することは禁じられています。

 

島の形状は三角錐に近く、頂上となる場所には遠見台があり島を見渡すことができます。

美しい碧い海を見ることもできます。

頂上の手前辺りに大きな岩があり、ここに神が降りると伝えられています。

 

ここは祭りなど行事がある時の立ち入りが禁じられています。

昔は島へ入ることもできなかったのですが、現在は島へは入っても良いとされています。

大神島の人達は神をとても大切にしているので、禁じられた場所へは絶対に入らないようにします。

 

沿岸にはノッチと呼ばれる奇石が存在します。

島から転げて海に落ち、長い歳月をかけて岩の下部が波の浸食を受けたため、きのこに似たような形をしています。

現在、島へ入った所に岩の一部が祀られていて、手を合わせてから入るようにします。

 

昔は神様の岩で門番のように置かれていました。

人の手によって爆破させ壊したのですが、それから天候が荒れたり夜が訪れると赤ん坊の泣き声が聞こえるようになったため、破壊された岩の一部を龍宮の神の場所として祀られるようになりました。

 

それから、島へ入る前に人々は手を合わせるようになりました。

神を大切にし、軽率な行動をしてはならないとされる島です。

 

大神島のおすすめグルメ

大神島にある唯一の食堂である、おぷゆう食堂で特産品を使った料理を楽しむことができます。

 

名物であるカーキダコを使った丼定食カーキダコ丼があります。

マダコの燻製を薄切りにし、玉ねぎを敷き詰めてタレをかけた丼で味も歯ごたえも良い一品です。

 

あっさりとした味の宮古そばも用意されていて食欲が湧きます。

かき氷もあり、暑さを一瞬忘れる至福の時を味わうことができます。

フランクフルトやカレーのような馴染みやすいメニューも揃えられています。

 

おすすめのホテル

島宿うぷらうさぎ

1日で限定3組だけが宿泊できる小さな宿です。

うぷらうさぎは、古い民話で明けの明星という意味であると言われています。

大神島から近い宮古島の食材を活かした和と洋が日替わりで用意される朝食を味わうことができます。

 

2階にある客室からは美しい夕日と水平線を見ることができます。

さとうきび畑が近くにあり、散歩をして過ごすこともお勧めです。

自転車も2台レンタルできます。

 

THE AMARTA

バリ島の言葉でAMARTA(アマルタ)は聖なる水を意味します。

波の音が聞こえてくる部屋でゆっくりとくつろぐことができます。

 

無料ドリンクには珈琲や紅茶だけでなく、さんぴん茶が用意されています。

ジャスミン茶に似た味わいで、沖縄では毎日飲むと言われています。

 

プールもあるため、ひと泳ぎすることもできます。

カフェでは地元の食材が使われたメニューやオリオンビールも置かれています。

 

GREEK ペンション イリオス

ヨーロッパを感じさせる建物でお洒落です。

晴れた日の屋上からは都会では見ることのできない満点の星空を眺めることができます。

バルコニーからは透き通った青い海が一望できます。

 

庭には噴水が造られていて、ガーデンバーベキューを楽しむこともできます。

部屋のベッドや椅子は手作りのアイアン家具となっています。

カウンターキッチンが付いたダブルルームもあります。

 

大神島まとめ

宿泊は主に宮古島の宿泊施設を利用することになります。

大神島は、島の人が神をとても大切にしています。

島の人が決めて守っているルールは守ってこそ、神秘的な自然や文化に触れることができます。

 

たくさんの言い伝えも、島が神に守られている深い思いに通じます。

海が澄んでとても綺麗ですが、島の港に着いたらまずは祀られている岩に手を合わせてから入るようにして、島の人に歓迎されるように心がけます。

島の人が直接言い伝えを教えてくれる時がきます。