斎場御嶽（せいふぁうたき）のご紹介
斎場御嶽（せいふぁうたき）は、琉球王国の創世神であるアマミキヨが創造した聖地という言い伝えが残されています。
琉球王国は1429年に始まり、450年もの間、日本の南西諸島を制した王制の国でした。
斎場御嶽は最高の聖地と考えられ、その頃の王でさえも途中までしか立ち入ることが出来なかったと言われているほどに神聖な場所だったのです。
いまでは入館料の支払いを行えば、誰でも訪れることが出来るようになりました。
斎場御嶽はパワースポットであると共に、世界遺産に指定された観光地でもあります。
その為、パワーを得て運気アップを狙う人の他にも歴とした大勢の観光客が訪れる有名な場所となりました。
そこで斎場御嶽とその周辺の保全を目的とした休館日が毎年2回設けられています。
一度の休館日で3日ほど休むので、タイミングが悪いとその場に近づくこともできません。
休館日は予め予告されているので、きちんと確認してから訪れるようにしましょう。
入館入口から斎場御嶽まではゆっくりと歩いて10分ほどの距離。
その間に大庫理（ウフグーイ）、寄満（ユインチ）、三庫理（サングーイ）と3箇所の参拝スポットが存在します。
それぞれで時間を取り、身を委ねるように過ごしてください。
心に感じるままに過ごしたい人は個人的に過ごすのもありですが、ガイド見学と言って説明を聞きながら過ごすプランもあります。
別途、追加料金が必要になりますが、言い伝えやそれぞれのスポットの意味を知ることでより深い感銘を受けることが出来るのでオススメ。
斎場御嶽から少し奥まで足を延ばすと久高遙拝所（クダカヨウハイジョ）に出ます。
そこから眺める久高島からもパワーをいただきましょう。
久高島は神々の島と呼ばれているからです。
これらの神聖視されたスポットを巡ることで人間はエネルギーを与えられ、力強く生きる生命運が向上します。
また、命の洗濯とも言うべき浄化が行われるので何事にも前向きな姿勢となり、生きること自体に楽しみを見出し始めるのです。
更に今まで対人的なストレスを抱えていた人にも要するパワーが得られます。
そういったトラブルを招きやすかった人も誰かと接する際にスムーズな会話が交わされるようになり、人との輪が生まれやすくなったと感じることでしょう。
南国の人達は大らかで幸せな日々を送っているというイメージがありますが、それはいつも神の存在を感じて崇める毎日を過ごしているから。
斎場御嶽を訪れて、あなたもぜひ肖りましょう。
斎場御嶽周辺のグルメ
パワーを得た後にモリモリとたくさん食べて、もっと元気を後押ししませんか。
この周辺で立ち寄りたくなるカフェをご紹介します。
せーふぁキッチン
ローカルで採れた素材を生かして作るお料理がメニューに並んでいます。
これぞ沖縄ならではの味。
盛りが良いので、たくさん食べたい人にも満足してもらえるはずです。
蒼CAFE
斎場御嶽から徒歩圏内のカフェです。
こちらの拘りは、国産の小麦粉を使ったパンのサンドイッチ。
防腐剤も使っていないといった筋金入りの拘りです。
ランチの時間を外したら、アフタヌーンティを楽しむのもいいでしょう。
本格的な2段のトレーでお目見えするので、これでもお腹いっぱいに満たされます。
海日和
隣接されたペンションが経営するカフェです。
こちらはヘルシーをコンセプトに取り揃えたメニューが自慢。
身体の中から洗われるようです。
野菜たっぷりの野菜カレーがイチオシ。
斎場御嶽（せいふぁうたき）周辺のお宿・ホテル
パッと行って慌ただしく帰るのは惜しいと考えたなら、宿泊は必須。
ユインチホテル南城
中でもユインチホテル南城は、天然温泉が楽しめます。
高台にあるので景色も圧巻。
スポーツ施設やプール、カラオケと設備がとても充実しています。
食事も考え抜かれた構成で、しかもブッフェ形式なので好きなものを好きなだけ食べられる点が魅力。
1泊では遊びきれない欲張りホテルです。
KafuwaNanjyo
静かに過ごしたい人には、KafuwaNanjyoがいいでしょう。
貸しきりのプライベートハウスになっています。
南国調の客室は広々としていて気持ちの良い滞在が約束されたようなもの。
目の前がビーチという点も見逃せません。ペットの同宿も可能。
久高島行フェリーの乗り場が直ぐなので、訪れる予定の人にも便利です。
ペンション榮クラブ
ペンション榮クラブは、全室オーシャンビューが保障されているので沖縄の海を心ゆくまで眺めたい人には最適です。
ペンションなので食事はアットホームなお皿が並びます。
オシャレな見栄えだけを重視したお料理ではありません。
美味しくて身体にもいい食事は、沖縄の人達がいつも食べているカジュアルなご馳走。
夜の満点の空も美しく、24時間癒しの景観に恵まれる場所です。
カフェを併設しているので、ここで1日中のんびりと過ごすという選択肢もありです。
斎場御嶽まとめ
沖縄はとびきりのリゾートというイメージがありますが、時間を掛けて遊ぶに行くだけの島ではありません。
歴史があり、そこに生まれた思想や文化を重んじる人たちが住む場所でもあるのです。
ちょっと後ろ向きな考え方になってしまう時、どうしていいのか迷ってしまう時、行き詰ってしまった時。
斎場御嶽への訪問を考えてみることは決して無駄にはなりません。
その地に身を置き、感じて考えることは次の一歩を彩るに相応しい助けとなるはずです。
