岩木山神社
創建約1200年あまりの歴史を持つ神社です。
神社の正面からは美しい岩木山を眺める事ができます。
この岩木山は「お山」や「お岩木様」と呼ばれ、津軽の人々の信仰の対象となっています。
広い境内に大きな鳥居や杉並木、美しい岩木山を背に鎮座する神社は自然の力に圧倒されそうな雰囲気を持ちますが、開拓の神、農海産物の守護神として長い間青森の人々を慈しみを持って見守ってきました。
ご祭神は顕國魂神、多都比姫神、宇賀能賣神、大山祇神、坂上刈田麿命の5柱の神を総称して岩木山大神(いわきやまおおかみ)とされています。
参拝すれば開運招福のご利益があるとされています。
美しい山を眺めながら、清々しい気持ちで参拝できる神社です。
十和田神社
十和田湖の湖畔にある古い神社です。
十和田湖のパワースポットと言われて神秘的なパワーを感じる場所です。
大きな杉並木のを進むと現れる神社は厳かな雰囲気を醸し出しています。
この神社は日本武尊(ヤマトタケルノミコト)と、奥の院では十和田信仰(水神信仰)の中心として十和田青龍大権現も祀られています。
ご利益は所願成就・開運とされています。
神社から十和田湖へ抜ける「開運の小道」という散策路には神が祀られている祠もあるのでそこを通りましょう。
そして、「占場(うらないば)」もパワースポットとして有名です。
遊覧船かボートに乗る必要がありますが、時間があればそこも訪れて下さい。
深い緑の中にある十和田湖も龍の伝説を持つパワースポットとされています。
自然のエネルギーと水の神様のパワーを頂いて帰りましょう。
善知鳥神社
青森が善知鳥村と呼ばれていた頃に神々を祀った由緒正しい神社です。
境内は緑が多く美しく整えられ、心身を浄化されるような気がするでしょう。
海の神、航海安全の神として知られる市杵島姫命・多岐津姫命・多紀理姫命の宗像三女神を主祭神として祀られている神社です。
この三女神はたいそう美しい神としても知られています。
航海などの海に関する事以外にも、家内安全、交通安全、漁業守護、商売繁盛、国家鎮護、方位除け等などのご利益があります。
青森市発祥の地とも言われ、時期によっては青森に古くから伝わる土地独特の行事も行われますので、ご旅行の際に立ち寄るのも良いでしょう。
きっと青森の深い歴史に触れる事ができるでしょう。
尾崎神社
東北自然歩道の道中にある神社です。
山道を歩きますので、ハイキングも兼ねて行くのが良いでしょう。
邪那岐命、伊邪那美命夫婦が祀られていますので、夫婦和合や子宝についてご利益があるでしょう。
少名彦神も祀られています。
この神は知恵の神とされ、病気の治療及び薬の知識が豊富だったと言われています。
病気平癒の祈願や医療関係にお勤めの方が仕事の発展をお願いすると良いでしょう。
また、航海の神として木造の徐福像が祀られますので、航海に関する祈願をしてもご利益を頂けるはずです。
神社自体は少しさびれた雰囲気がしますが、この神社のある山全体が修験者の聖地となっていました。
山伏たちがこの山で厳しい修行をしたのでしょう。
その事からも霊験のあらたかな場所だという事がわかります。
青森県護国神社
青森県護国神社は箱舘戦争の戦没者慰霊のため1870年(明治3年)に創建されました。
日本の平和と自然、愛する家族を守るために国内、国外で亡くなられた、青森県出身の2万9171柱の御霊英霊を祀る神社です。
日本のために亡くなられた尊い命を想い、現在私たちが平和な日本で暮らせる事に感謝して祈りをささげましょう。
落ち着いた雰囲気の境内では静かに英霊たちに敬いを持って参拝するようにして下さい。
英霊の魂を鎮めるための神社ですので、私利私欲に走ったお願いよりも、日本の平和、もしくは世界の平和をお願いしましょう。
その祈りは巡り巡ってきっとあなたの平和を守るというご利益を頂けるでしょう。
櫛引八幡宮
南部家初代光行公の草創といわれ、鎌倉時代から続く南部藩ゆかりの総鎮守として800年以上の歴史を持ちます。
境内は「八幡山」と呼ばれ、樹齢100年以上の老杉が立ち並び、風格を感じさせる神社です。
ご祭神は八幡大神、天照皇大神、天津児屋根神など。国宝・赤糸威鎧をはじめとした宝物を展示した宝物殿もあります。
近年、この神社はパワースポットとして知られ、境内の中に隠れている八幡馬やハート型の模様を見つけると幸運が訪れると言われています。
また、二人の結びつきをアップさせる夫婦杉などもあり、恋愛運のご利益から、仕事運、成功運に関するご利益もある神社です。
廣田神社
身に起こる病、災難、厄を払い除く神社です。
厄払いのご祈祷をうけると、あらゆる難から逃れる事ができるとされています。
ご祭神は天照大神、大国主命、事代主のほかに、藤原実方朝臣が祀られています。
藤原実方朝臣は、優れた和歌の才能を持ち、美男で源氏物語の光源氏のモデルだったとも言われています。
そのことから、芸道上達、良縁成就にご利益のあるがあると言われています。
また、青森開拓の一大恩人である青森城代二代目・進藤庄兵衛正次の神霊を祀る由緒ある神社でもあります。
春には桜が美しく咲き誇り、見る人の心を癒します。
青森駅から徒歩で行ける場所にありますので、ぜひ立ち寄ってみましょう。
蕪嶋神社
弁財天とも言われる市杵嶋姫命が祀られている神社です。
市杵嶋姫命は、神代の時代に天照大神が須佐之男神と誓約を行った時にお生まれになった三神の神、市杵嶋姫命・奥津島姫命・多岐津姫命の内の一神で美しい女神様であります。
弁財天は芸事や金運のご利益で有名ですが、その手には弓・刀・斧・羅索・矢・杵・矛・宝珠を持っており財運・厄除け・知恵・音楽・諸芸・交通航海・産業振興・五穀豊饒・富貴の守護神として、また御神像の頭上には、鳥居と男神を頂く事から夫婦円満・縁結び・子授け・安産の神様として幅広い信仰を持ちます。
海岸近くにありますので、海を眺め心を穏やかにして参拝しましょう。
高山稲荷神社
無数の鳥居が立ち並ぶ鮮やかな印象の稲荷神社です。
五穀豊穣、海上安全、商売繁盛の神様として多くの地元民に崇められてきました。
赤い鳥は幻想的で、くぐる人を神秘的な気持ちにさせるでしょう。
拝殿へは長い階段を上がる必要がありますが、艶やかな鳥居と美しい日本庭園には心を癒されるはずです。
鳥居の数は伏見稲荷ほどはありませんが、それでもこの風景は圧巻です。
また稲荷神社には欠かせない眷属の狐の石像も無数にあります。
さらにその先の小神祠公園にはさらに、引退した祠がいくつも安置されています。
この風景も普段見る事がないため、異空間に紛れ込んだような不思議な感覚になる事でしょう。
高照神社
高照神社は、青森県弘前市に位置する神社です。
本殿から鳥居までの主要な建造物が東西軸上に配され、これは吉川神道に基づく独特な社殿構成とされ、全国的にもあまり類例がないものとされています。
平成18年には境内の主要な建物が国の重要文化財に指定されました。
江戸時代後期から明治時代初期に流行した藩祖を祀った神社の一つで、弘前藩4代藩主の津軽信政、津軽為信命(同初代藩主)を祀っています。
少し色あせた朱塗りの拝殿には大きな絵馬が無数に飾られています。
弘前藩の歴史を表したものと思われます。
この神社のご利益は 勝利祈願、出世開運、縁切りなどがあります。
本州の最北にある重厚な社殿は、見るものを敬虔な気持ちにさせます。