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聖域の岬のご紹介
日本には三大パワースポットが存在します。
長野県の分杭峠、山梨県の富士山、そして石川県の「珠洲岬」。
この珠洲岬は、「聖域の岬」と呼ばれるパワースポットで、能登半島の先端に位置します。
またこの聖域の岬は、日本三大聖域とも呼ばれています。
その理由は、『地球規模のサイクルで珠洲岬に集まるという「大地の気流」と、南からの暖流(対馬暖流)、北からの寒流(リマン寒流)がぶつかり合い「自然界の気」が集中する場所であるとされて』いるからです。
聖域の岬には、いくつかの絶景スポット、パワースポットが存在します。
まずは。「青の洞窟」です。
青の洞窟というと、イタリアにあるカプリ島が有名ですが、日本にもいくつか存在し、そのひとつがこの青の洞窟です。
実はこの洞窟、訪れた方が続々と3年以内に結婚しましたと、報告をあげてくるほど結婚運があがることでも知られています。
結婚願望のある女性の方には、絶好のパワースポットと言えると思います。
この洞窟は、奥行きが約100m、高さが約20mで、神秘的な青色に輝き、「青のパワーホール」とも称され、たたえられています。
驚くような透き通る青です。
この洞窟は、インドから来た法道という仙人が天に上るための修行をした場所、そして強力なパワーを習得した場所だと知られています。
先ほどあげた結婚運のほかにも、金運・縁結び・学問などたくさんの願いがかなう場所として人気を集めています。
もう一つ、有名なところは、聖域の岬の上に立つ、「空中展望台スカイバード」です。
この展望台は、なんと崖から約10m近くもそり出しており、スリル満点の絶景です。
この絶景ポイントで、大空と大海原にむかって両手を大きく広げ、思いっきり息を吸い込むと、地球からあふれ出てくるエネルギーを体全身で受け止めることができます。
もう一つパワースポットとして欠かせないのが、『フレームストーン・夢の扉』です。
国引き神話に登場する場所が見られるといわれている神秘の石彫です。
神話になぞらえ、昔と現代をつなぐ夢の扉といわれています。
遠くに見える絶景に思いをはせ、何か過去とつながる瞬間を感じることができるかもしれません。
遠くに見える青空と海、じっと眺めながら心を穏やかにするのがベストです。
ちなみにお互いの枠から顔を覗かせ、記念撮影をするのが訪れた人の定番になっているようです。
聖域の岬周辺のおすすめグルメ
この聖域の岬には、あまり店がありません。
少し離れたところになりますが、聖域の岬から10.7キロ離れたところに『二三味珈琲 cafe』というカフェがあります。
ニザミコーヒーと読むこのお店は、有名なパワースポットの近くということはもちろん、さすが二三味珈琲が直営するカフェ、そのオシャレな外観から多くの観光客が集まるカフェとなっています。
焙煎所はカフェから少し離れた波の音しか聞こえないような舟小屋にあるそうです。
コーヒーはもちろん、ケーキやパフェなども充実しており、旅の疲れを癒してくれる、最高の休憩お茶スポットといえるでしょう。
女性同士、旅の思い出に花を咲かせながら、英気を養ってみてください。
聖域の岬周辺のおすすめホテル
ランプの宿
なんといってもこの珠洲岬にあるホテルをあげるとすると、「ランプの宿」は欠かせません。
約450年も前から続いている、海辺ぎりぎりに建つ奥能登先端にある秘湯です。
大変な人気店のため、なかなか予約も取れない有名人気店です。
しかし、聖域の岬にきたのならば絶対に泊まっていくべき宿です。
ちなみに余談ではありますがこの宿、全13室部屋があるのですが、そこに年間40万人もの宿泊依頼があるそうです。
しかし実際に泊まれるのは、年間1万3千人のみ。
旅行は計画的に行いましょう。
このランプの宿、最大の魅力は何と言ってもその名前に入っている通り、多くのランプが幻想的な空間を作り出しています。
館内には約50個のランプがいっせいに灯り、何とも言えない、非現実的な空間を作り出しています。
ぜひ一度写真だけでも見てみてください。
思わず息をのみ、「ここに行きたい!!」という想いが、一気に高まってくると思います。
4棟からなる露天風呂付きの離れは、一つ一つのお部屋のタイプが違うメゾネットタイプの離れになっています。
特に夜になるとランプと明りにともされた幻想的な空間でつかる露天風呂は、旅を疲れを癒し、忙しい日常から心身ともに救い出してくれること間違いなしです。
聖域の岬まとめ
「パワースポットめぐりでどこに行こう」もし迷っている方がいらっしゃるなら、ぜひ一度この『聖域の岬』を選択肢にいれて考えてみてください。
特に都会に住んでいる方、勤め先が都心な方は時に、非日常的な空間を味わいに行ってほしいと思います。
昼は空の青と、海の青を存分に楽しみながら、そして夜になると幻想的なランプの光に癒され、「いつもと違う空間」を存分に満喫する。
きっと旅の最終日、みなぎるパワーとともに、「もっとここにいたい」「帰りたくない」と思わせてくれる仕掛けがたくさんあります。
本当におススメです。
ただ、何度も言いますがランプの宿は人気で予約客が年中殺到しています。
旅の計画は早め早めで、妥協することのない思い出づくりの旅へ出かけてみてください。