運気をよくするための第一歩は捨てること
運を良くしたい・チャンスがほしいと思うならまずモノを捨てることから始めましょう。
ため込み体質の人は『悪運』もため込む
空間に不用なものをため込む人は、悪運をため込む性質のある人です。
風水では、『古いものには縁がつかない』とされます。
古いものや使わないものをとっておくと家の空気が陰に傾き、運勢をダウンさせてしまいます。
そういう人は、自分自身の運気をより悪い方向に向かいます。
悪運をため込まない運の良い人になるには、まず空間にある不用なものを処分すること。
ものを捨てることによって、運気の毒素を排出することができ、悪運をリセットできます。
この先も使う可能性のないものは、思い切って捨てること。
ただし先祖代々受け継がれてきたものや、大切な形見は受け継ぐことに意味があるのでむやみに捨てないこと。
あと、物にはそれぞれ捨て方があり、捨て方によっては捨てたものとの縁がいつまでも切れないことがあります。
モノを捨てることはメリットしかない
モノを捨てれば捨てるほど、仕事やお金、人脈や情報、出会いや恋愛、健康などすべてを手に入れることができます。
- 気の流れが良くなる
- お金が増える
- 時間が増える
- 健康になる
- 人間関係がよくなる
- 幸せになれる
などなどメリットしかありません。
気の流れが良くなる
部屋の換気を良くすることで良い「気」が入ってきます。
物が少なくスッキリした空間だと「気」の流れがよくなります。
物が少なくなればなるほど、空間が広くなり、掃除もしやすくなるので心地よい空間になります。
心地よさを感じられる空間からは、自分が思っている以上に良い運気を呼び寄せることができます。
運気を上げるために最初にやるべきことは、掃除するよりも、開運アイテムを置くことよりも、パワースポットに行くよりも、モノを捨てることです。
これに勝るものはありません。
お金が増える
モノを捨てることで、モノに対する執着が減り、無駄遣いがなくなります。
本当に必要なものに囲まれるので、何をするにも効率的に活動することができます。
仕事でも効率がよくなるので、会社での評価が上がったり、副業も成果を出すことができます。
モノが減ることで家の使えるスペースを増やすことができます。
近くの少しスペースの小さな家に引っ越すことで家賃を減らすことができます。
もしくは、同じ家賃でもっと便利なロケーションに引っ越すこともできるでしょう。
それによって、お金をより効率的に使うことができるのです。
時間が増える
統計によると、人は1日10分、成人人生の3680時間、実に153時間を探し物に費やしているといいます。
これは無駄以外何者でもありません。
モノを必要最小限にすることで、人生の無駄遣いをなくすことができます。
また、モノを捨てると決断力が上がります。
本当に必要なことを見極める能力が高まるので、先延ばしが減ったり、判断する数が減ったり、嫌なことをきっぱり断ることができるようになります。
これまでウジウジ悩む時間が減るなど、人生に何の役に立たないことに時間を使うことが劇的に減らすことができます。
健康になる
モノを捨てることで健康になります。
家の中がスッキリしていることで空気がきれいになり、呼吸がしやすくなります。
掃除をする負担も減るので、回数も増えます。
自分をコントロールする意識も高まるので、家で健康的な料理を作る回数も増えます。
そのため、痩せたり、お肌がよくなります。
また、好き嫌いが明確になり、やりたいことが見つかったり、好きなことに集中できるようになります。
仕事もプライベートも結果が出やすくなるので、メンタルもすごく安定します。
人間関係がよくなる
モノを捨てることで運気がよくなり、お金も溜まり、健康になるので、自分に自信が付くようになります。
そうなると、行動力も上がります。
行動力が上がることで、人や情報がどんどん集まるようになります。
新しい出会いは、空間の滞りを改善した時に生じやすいです。
掃除をして部屋の汚れを取り除いたり、不用なものを捨てることは、その分だけ新しいチャンスや出会いを呼び込むことにつながります。
モテるようになったり、ストレスも減るでしょう。
このように、モノを捨てることによるメリットは図り知りません。
お金もかからないし、誰でも今すぐ実行することができます。
モノを捨てられないのは過去に執着していることなので、新しい未来はやってきません。
未来をより良く変えたいのであれば、過去の執着を手放す必要があります。
ぜひ、やってみましょう!
モノを減らす方法
全部出して、ジャンル別にまとめる
まず、モノの全体量を把握することが大切です。
いろいろな場所に散らかっているモノたちを一つの場所に集めましょう。
同じものがいっぱいあるっていうモノが結構あることに気づくと思います。
- ペン
- 本
- カバン
- 洗剤類
- 小箱
などです。
まず、モノ捨てる心理的抵抗をなくす
モノを捨てる前に、まずは心理的抵抗を無くす必要があります。
物を捨てられない原因は、
- いつか使うかも
- もったいない
- めんどくさい
が主な理由です。
いつか使うかもと思って、過剰にストックしたり、試供品をもらって溜まっていくことがよくあります。
もったいないからと、長く使っていないものを取って置いたり、いただき物だから捨てられない、これは高かったので捨てたら損した気分などでモノが溜まっていきます。
時間がない、やる気が出ない、いつかまとめてやるなど、めんどくさいので先延ばしにしているケースもあります。
解決策は、
- 自己否定をやめる
- ライフスタイルをイメージする
ことです。
モノを捨てることは、自分を否定すると感じる方もいます。
時代は変わりますし、自分の価値観や好みも変わります。
間違った判断をしたと落ち込まないことが大切です。
過去は過去、捨てて未来に目を向けましょう。
完璧主義に陥らないこと、人と比べないことが、モノを捨てることにつながります。
モノを捨てる基準は必要か快適か
モノを捨てるか残すかの判断基準は、
- 必要か
- 快適か
の2点で決めます。
必要かどうか判断する基準
まず、モノが必要かどうかの判断は、
- ゴミ
- 使わないモノ
- 無くても困らないモノ
です。
ゴミは意外と残っていたりします。
- 壊れたモノ
- 使用期限が切れたモノ
- 劣化しているモノ
です。
壊れた家電はいつか修理しようと思って取っておくケースが多いので、その場で修理するか捨てるか判断しましょう。
修理するにも手間やお金がかかったりするので、修理しようかどうか迷っているなら捨てましょう。
ずっと修理せずに残しているということは実は必要のないモノなのです。
使用期限が切れたものは、主に食材が多いでしょう。
冷蔵庫やキッチンをチェックして、使用期限が切れたモノは容赦なく捨てましょう。
ダイエット器具やアメニティグッズなどの使わないモノも捨てましょう。
いつか使うかもという心理的な抵抗にあうかもしれませんが、心を鬼にしてスパッと捨てましょう。
また欲しくなれば買い直せばいいのです。
無くても困らないモノも意外と多いです。
特にあったらうれしいけど、別になくても困らない便利グッズが多いです。
皮むき器、電子ケトル、ウォーターサーバ、使い勝手の悪いタオル、プラスティック容器、来客用グッズなどです。
これらのモノは、一度使ったけど頻繁には使わないことを多いので、思い切って捨てましょう。
快適かどうか判断する基準
不要なものを捨てたら、今度は快適かどうかの基準でモノを減らしていきましょう。
モノが快適かどうかの判断基準は、
- 自分には合わない
- 気分が上がらない
の2点です。
自分には合わないものとしては、ファッションや化粧品など、時代や好みの変化、年齢によって変わるものです。
合わないものはこの先も使うことはないので、捨てましょう。
最後は、気分が上がらないものです。
買ったときはテンションが高いですが、後から見るのも嫌になるものです。
アロマグッズ、コーヒーメーカー、ワッフルメーカー、英語の教材、本、記念品などです。
判断するポイントは、今これらのモノをお金を出して買いたいかどうかということです。
捨てる前に一度使ってみて、テンションが上がらなければ捨てましょう。
やりやすい場所から始める
モノを捨てるのは、場所ごとに始めるとよいでしょう。
やりやすい場所は、こだわりのモノが少ない場所です。
玄関やキッチン、洗面台、トイレなどです。
玄関や水回りは、風水的にも重要な場所だし、毎日使う場所でもあるので、ここをスッキリさせることによって、モノを捨てることの勢いをつけましょう。
それから、こだわりのモノを置いてあるリビングやクローゼットに取り組んでいきましょう。
玄関でのモノの捨て方
玄関は、履かない靴が散乱したり、帰宅時に荷物を置いたままになったり、ゴルフバッグなど大物を置きやすい場所です。
捨てるべきものは、
- 靴
- 傘
です。
靴は一度全部出して、もう履かないと思う靴を手放しましょう。
玄関には、1足しか出さないように。
傘は、一人1本にしましょう。
ビニールをすべて捨てて折り畳み傘にするとスペースも取りません。
キッチンでのモノの捨て方
キッチンはモノが貯まりやすい場所です。
- 食べ物は粗末にしてはいけないという思い
- 収納スペースがある
- ストックあると便利
という理由から食材が貯まるケースが多いです。
冷蔵庫は、以下のモノは捨てましょう。
- 賞味期限切れ(調味料など)
- 食べたくないもの
- 保冷剤
金運に影響するキッチンの食材
肉をムダにすると、『お金を貯められない人になる』
野菜をムダにすると、『発展運・若さが失われ、病気を誘発することもある』
古い乾物をため込むと、『行動力がダウンしていまう』
古いオイルをとっておくと、『金運を下げる』
あと、古くなり固まった調味料は、キッチンにたまった悪いよどんだ気を吸ってしまい、使うと体に取り込むことになり、絶対使わず処分してください。
ハーブやスパイスなど、インテリアだけとして飾っている場合も処分したほうがいいでしょう。
食材やオイルは、新鮮なときに使い切るようにしよう。
食器棚は、以下のモノは捨てましょう。
- 割りばし、プラスティックのフォークやスプーン
- 人数分以上の箸、コップ、食器
- 使わない雑貨
- 保存容器
- レジ袋
調理器具は、以下のモノは捨てましょう。
- 1年以上使っていないものは捨てる
- 鍋
- フードプロセッサー
洗剤は1種類に絞りましょう。
- カビ取り
- 鍋用
- 食器用
リビング・書斎でのモノの捨て方
人形・ぬいぐるみの捨て方
人形やぬいぐるみはその部屋の住人とともに運気を吸収します。
気に入ったぬいぐるみを数体に絞って、あまりたくさん飾らないようにするのが良いでしょう。
人形やぬいぐるみは、顔を汚さずに捨てることが大切です。
和紙や布などの通気性が良い天然素材のもので顔をくるんで捨てるといいでしょう。
捨てる時に顔が汚れると、持ち主の容姿に悪影響が出てしまいます。
もし顔が汚れているなら、その汚れを拭うか洗ってから。
髪の長い人形は、気がこもりやすい髪の毛を結んでから。
捨てる時は他のゴミとは別にして紙袋などに入れ、ゴミの臭いがつかない場所に捨てるといいでしょう。
結婚運に影響が出るインテリア雑貨
こだわりや季節感のないインテリア雑貨をいつまでも使っている人は、部屋が片付かないだけでなく、結婚の運気を逃してしまうことになります。
その上、この先の家庭運にも悪い影響がでてしまうでしょう。
家の中に、いつからそこにあったのか、誰が買ったのか分からない雑貨をいくつも部屋に置くと、空間のよどみが増えてしまいます。
そういう雑貨は思い切って処分を。
また、冬なのに夏の雑貨など季節感のないものを置くと『時』の運を逃し、チャンスの弱い人間になってしまいます。
本や雑誌、書類を捨てる
本や書類は情報をつかさどるモノなので、不要なモノがあると情報の感度が低下します。
そのためチャンスを逃すことも。
いつか読もうと思ってる本や雑誌は捨てて、電子書籍に変えるのも一つの手です。
アマゾンのキンドルなら何冊入れても端末一つなのでスッキリします。
書類や紙のマニュアルなど、いつか必要なときが来るのではないかと思って取っておく場合も多いです。
今は家電マニュアルはネットにありますし、契約書などの大事な書類以外はスキャンして残し、紙は捨てることをおすすめします。
不用な手紙は『出会い』を遠ざける
郵便物をそのつど整理できる人とできない人では、出会いの運に大きな差が生じます。
いらない紙ごみをきちんと見切って、処分できるかどうかで出会いの運気は変わります。
不用な郵便物はため込まないように。
クローゼットでのモノの捨て方
衣類の捨て方
風水では、布は『縁』の運をもっています。
袖を通さない衣類をたくさんとっておくことは、古い縁をため込むことになり、新しい出会いを遠ざける大きな原因になってしまいます。
流行遅れの衣類や、もう着なくなった服をいつまでもとっておくと、出会い運・発展運がダウンします。
1年以上着てない洋服は処分しましょう。
捨て方は普通に捨てて良いですが、布に臭いがが付くと出会い運が悪くなるので、生ゴミなどとは別に分けましょう。
一緒に捨てて良いのは、紙のゴミだけです。
下着の捨て方
ボロボロの下着をとっておくと出会い運に悪影響が出ます。
着古したと思うものは捨てるようにしましょう。
下着は1年経ったら買い替えることをおすすめします。
捨てる時は他のゴミの臭いが付かないように、紙などに包んでから捨てること。
プラスティックやビニール製の袋に入れるのはNG。
また、吉方位の旅先で捨ててくるのも良いでしょう。
紙袋に入れて、旅館のゴミ箱に捨ててくると、その下着が橋渡しとなってその土地の運気を運んできてくれます。
財布の捨て方
金の気を持つ財布は3年を目安に取り替えたほうがいいでしょう。
捨てる時は、水辺に捨てるのが鉄則です。
水辺に捨てることで金運アップにつながります。
吉方位に出かけた時に川や噴水、湖水などの近くのゴミ箱に捨てるのがベスト。
ただし、むき出しで捨てるのはNG。
エナメルのようなツルツルした素材の黒っぽい紙袋に入れて、中身が見えないようにして捨てるように。
普通のゴミとして捨てる場合は、雨の日に捨てるといいでしょう。
贈り物の捨て方
贈り物には、それをくれた人の「気」がこもっています。
なので、嫌いな人からもらったものは使わずに捨てたほうがいいでしょう。
この場合は、捨てる時の天気が重要です。
必ず陽気が強い、太陽が出ている時に捨てるようにすること。
陶器などは一度割ってから、紙に包んでほかのゴミとは別に捨てる。
もらった人の気を徹底的に払いたいなら太陽にあてて浄化をしてから捨てるといいでしょう。
引出物の捨て方
引出物には送り主の「気」が宿っています。
結婚式などのおめでたい席でいただいた引出物は、できるだけ使った方がいいでしょう。
しかし、使わないものや趣味に合わないものなら、誰かにあげるかそのまま捨てても問題ありません。
その二人が離婚してしまった場合は、処分したほうがいいでしょう。
あと、すぐに処分したほうがいいのは、お葬式などの悲しみがこもっているもの。
使用する場合は、タオルなら、糸を一本抜いてから。
お茶なら、ひとさじ分ほど家の外に捨ててから。
使用しないですむなら、捨てたほうが無難です。
宝石の捨て方
宝石や貴金属類は必ず浄化をしてから捨てるようにしてください。
浄化法は、
- 捨てるジュエリーを午前中の日光にしばらくあてた後、塩をひとつかみ入れた水につける。
- 白壇やひのきの香りのお香か線香の煙をあてる。
のどちらでもいいです。
捨てる時は吉方位の川や湖などの淡水に流すといいでしょう。
その土地の運気をもらうことができます。
いらない箱・容器をためると家の運気を落とす
お菓子の入っていた容器や空き箱を、何かに使えそうだとずっととっておくと、家の運気を下げることになってしまいます。
中に本体のない空箱は、『魂のないもの』と考えます。
さらに、プラスチック製の箱はよくない『火』の気が強いので、気に入った箱でもすぐ処分をしたほうがいいでしょう。
家の主人が『北西』の方位を掃除すると開運に
風水では、その空間を掃除した人に、その空間のもつ運がついてくると考えます。
『北西』は主人の方位。
だから、家の主人が掃除をすることによって運が良くなります。
あと、北西方位に限らず、家の主人が水まわりの掃除をすると、金運アップに。
風水では『水』は金運を増やしてくれるものと考えます。
水まわりの掃除は、お金を増やし、愛情を増やしてくれる働きがあります。
忙しくても、水まわりだけは清潔に。
金運アップしたいなら、最低月に一度は、主人にトイレ・お風呂の掃除してもらいましょう。
また、主人の運を上げるのに大切なのは玄関の掃除。
週に一度は、水拭きするのが良いでしょう。