恋愛・夫婦のトラブルを乗り越えるための心理テクニック

相手がいる人を好きになる

障害は恋を盛り上げてくれます。

お互いの親が二人の交際に反対しているほど、恋愛満足度が高くなることが示されています。

障害によって興奮した感情を恋による興奮と勘違いすることで起こる現象です。

心理学では「ロミオとジュリエット効果」といいます。

 

恋の障害として多いのは、すでに相手にパートナーがいる場合です。

パートナーがいるということは、それだけ相手の魅力がある証拠として考えます。

恋人がいたり、結婚している相手に惹かれてしまうのは、生物として当然のことです。

 

一般的には相手がいるからあきらめてしまう人が多いですが、かまわずアプローチして結果的に危険な恋に走るタイプもいます。

浮気や不倫はやってはいけないからこそ情熱的になり、それが愛だと錯覚してしまうので注意しましょう。

 

浮気・不倫にハマりやすい人

ナルシスト

自分は特別だと思うあまり、パートナーの気持ちを考えずに突っ走ってしまう。

 

自己顕示欲が強い

人に認めてもらいたいという気持ちが強い人は、ちやほやされると簡単にその気になってしまうことも。

 

さみしがり屋

さみしさのあまり恋愛に依存してしまう人は、危険な恋にもハマりやすい。

 

飽きっぽい、好奇心旺盛

飽きっぽい人は、人に対する興味も移りやすい。

いろいろなことに興味を持つ人は、興味本位で手を出してしまうことも。

 

好きな人に恋人がいたらどうするか?

好きな人に恋人がいた場合、きっぱり諦めてもいいですが、さりげなく好意を伝えるのも一つの手です。

「彼女がうらやましい」

「別れたら僕と会ってほしい」

など言っておくと、相手が分かれた時に恋人候補に浮上する可能性があります。

 

恋人がいる相手に本気で一途になるとつらい気持ちになるので、いろんな出会いを求めつつも、好きな人に気軽に定期的にアピールしておくとよいでしょう。

 

浮気に対処するための心理学

二人の関係がマンネリ化すると、刺激が欲しくなり浮気に走るケースがあります。

誰かが、未知の体験をさせてくれたり、自分の知らなかった自分をホメてくれると、浮気の引き金になることがあります。

 

浮気を防止するためには、2人で新しい趣味を始めるなど、マンネリ化しないように刺激がある活動をしましょう。

また、相手の浮気を疑うのは、信じていないというメッセージにもなるのでやめましょう。

相手は信じてもらっていないという寂しさから逆に浮気に走る恐れもあります。

 

離婚する夫婦の傾向

夫婦で向き合ってポジティブな態度で会話すること

多くの社会において、離婚が起きるのは、結婚から4年目であることが分かっています。

心理学の研究では、

  • 視線を合わさず会話をする夫婦
  • 否定的な態度をとりがちな夫婦

が離婚する可能性が高いことが分かっています。

 

会話をするときは、スマホをいじったり、テレビを見ながら会話しないように注意しましょう。

話しかけられた時は、不機嫌な表情や否定的な態度はNGです。

 

セックスレスを解消するための心理学

夫婦間のセックスレスは、様々な要因があります。

  • 男性のED
  • パートナーを家族としてしか見られなくなった
  • 性的興奮に至らない
  • 性的嫌悪を感じている

などです。

 

セックスレスを改善するためには、いきなりセックスに持ち込むのではなく、相手に触れるところから少しずつ慣らしていくことが大切です。

特に男性の場合、年齢による性欲の減衰に加えて、仕事のプレッシャーや人間関係によるストレスや睡眠不足、栄養がバランスが偏った食事などで、自律神経のバランスがくるっている可能性もあります。

まずは睡眠、食事、運動などの習慣を整えて、ストレスを少なくし、心身ともに健康にすることで、健全な欲求を高めることも必要です。

 

気持ちのよいセックスは、夫婦の絆を深めることにつながります。

ある心理学の研究によると、結婚の幸福度は、セックスの回数とケンカの回数の差だということが分かりました。

ケンカの後のセックスでお互いが幸せに感じられるように埋め合わせすることが円満の秘訣です。

 

恋の悩みにおける心理

自己評価

自己評価が低いと、相対的に周りの人の評価が高くなります。

自分を必要としてくれる人がいないと自信を持てず、安心感が得られないためです。

そのため、誰からか好意を見せられると、比較的簡単に恋に落ちやすくなります。

自己評価が低い人は、恋愛依存の傾向があります。

 

そして、せっかく実った恋を自ら壊してしまうこともあります。

自分に自信が持てないために、疑い深くなったり、嫉妬心に苦しんだりします。

相手の愛情の深さを見たり、ライバルを少なくしようとするために束縛する傾向があります。

 

過去のトラウマや複雑な家庭環境から自己評価の低さにつながっている可能性もあります。

相手の魅力や好きなところを積極的に伝えて、相手に自信を付けることが大切です。

ただし、束縛の度が過ぎると、DVやストーカーに発展する危険もあるので、注意が必要です。

 

自己評価が低い人は、まず自分自身を大切にすることです。

少しずつ、物事をポジティブに考えるようにすることが重要です。

 

逆に、自己評価が高い人は、相対的に周りの人の評価が低くなります。

素敵な異性がいないと感じてしまいます。

 

円満な別れ方

気持ちのすれ違いが生まれると関係を続けることが難しくなります。

無理に続けるよりも、自分のため、そして相手を思うなら別れた方がいいでしょう。

 

別れは直接伝えましょう。

恋人にフラれることは、自分の存在を否定されたようでショックな出来事です。

 

相手が悲しみや怒りに耐えられなくなれば、攻撃的になってしまうことがあります。

直接ではなく、電話やメールで伝えると、攻撃的な衝動が強まるので、相手を責める気持ちが高まります。

なので、面と向かって別れを告げるのはつらいことですが、直接伝えることが大切なのです。

 

別れる理由で「他に好きな人ができた」と伝えるのは避けましょう。

たとえ本当のことだとしても、相手のショックを深くするだけです。

 

また、感謝の気持ちを伝えることが大切です。

相手は少しは気持ちが癒されるはずです。