大阪で参拝しておきたいパワーがもらえる神社10選

大阪今宮戎神社

今宮戎神社

今宮戎神社は大阪市浪速区恵美須に鎮座する神社です。

 

ご祭神は天照皇大神・事代主命・外三神です。

事代主命は海と関係の深い戎様と同一とされており、もともと漁業の守り神で、海からの幸をもたらす神を象徴しています。

その後、福徳を授ける神、商業の繁栄を祈念する神としても篤く信仰されるようになりました。

 

大阪の人から「えべっさん」と言われる十日戎の行事も行われ、商売繁盛を願う商人だけでなく、幅広い人々が訪れます。

商業に関する祈願をする方だけでなく、大阪の庶民的なパワーを感じたい人に訪れて欲しい神社です。

 

難波八阪神社

大阪難波八阪神社

 

古来より難波下の宮と称される、難波一帯の産土神と言われています。

ご祭神は素戔嗚尊、櫛稲田姫命、八柱御子命。厄除け、病疫退散、商売繁盛、縁結び、夫婦円満、安産などです。

 

東の鳥居から入ると、大きく口を開いている大きな獅子頭に驚くでしょう。

この獅子頭は獅子舞を舞う舞台となっています。

大きな口で勝利を呼び、邪気を飲み勝運(商運)を招くとされ、学業向上、就職、入試や会社発展を祈願するために、全国各地から参拝者が訪れます。

ここ一番の勝負の時、パワーをもらいにぜひ訪れたい神社です。

 

住吉大社

大阪住吉大社

 

全国2300社余ある住吉神社の総本社であり、正月には約200万人もの参拝者で賑わう神社です。

古くから大阪の人からは「すみよしさん」と親しまれてきました。

 

ご祭神は住吉大神である底筒男命、中筒男命、表筒男命です。

住吉大神は海中よりご出現されたため、海の神としての信仰があります。

航海関係者や漁民の間だけでなく、水の都大阪の人々を守る神として崇められています。

 

神社内の石の玉垣のなかにある砂利には「五」「大」「力」と書かれた小石が混ざっています。

この三つの石を探し出してをお守りにすると心願成就のご利益があるとされています。

お願い事がある方はぜひ探してみて下さい。

 

杭全神社

連歌所と、だんじり祭で有名な神社です。

貞観4年(862)、平安時代初期の征夷大将軍・坂上田村麻呂の孫・当道が創建したと伝えられている古社。

 

ご祭神は夫婦神である伊弉諾尊・伊弉册尊と、その御子の素盞嗚尊です。

ご利益は金運上昇、厄除、縁結びなど。

 

境内には、見るものを圧倒させるご神木の樹齢800年とも1000年とも言われる大クスノキ(府の天然記念物)があります。

また、樹齢約500年の「垂乳根の銀杏」の巨樹があります。

この木に願いをかけると、母乳の出がよくなったり、乳房の病が治ると伝えられています。

 

大阪天満宮

大阪天満宮

 

日本三大祭にも数えられる天神祭りで有名な神社です。

 

菅原道真公をお祀りし、学業の向上や、試験合格、就職成就のご利益があります。

境内には本殿のほかに天御中主神、北辰・北斗・オリオンなどの星の神々を祀る摂社もあります。

この事から運命改善・向上にもご利益があるとされています。

 

天神橋商店街が近くにありながらも、格式ある雰囲気の境内はその喧噪を感じさせず静かな時間が流れます。

広い境内には松竹梅の木々が植えられ、美しい日本庭園となっています。

ゆったりしたひと時を過ごしたい方にもおすすめの神社です。

 

お初天神(露天神社)

大阪お初天神

 

正式名称を露天神社と言いますが、元禄16年(1703年)にこの境内で実際にあった心中事件を題材に、近松門左衛門が人形浄瑠璃「曽根崎心中」を書きました。

その後、ヒロインの名前「お初」にちなんで「お初天神」と呼ばれるようになりました。

 

これらの事から恋人たちの聖地とも言われ、縁結びなど恋愛に関する祈願をする人々が後を絶ちません。

ご祭神は少彦名大神、天照大神など。

 

神牛舎にはブロンズの牛像もあり、自分の体の悪い部分と牛さんのその部分と同じ場所を同時に撫でると、その部分が良くなると言われています。

 

方違神社

大阪方違神社

 

地元民からは「ほうちがいさん」と称され、方違え、方災除けの神として知られています。

ご祭神は方違幸大神、天神地祇、素盞嗚尊、住吉大神、神功皇后です。

 

古くから遠方へ出かける際には、その方向がよくない場合に、一度別の方向に向かってから出かける風習がありました。

方違神社はそのような時にお参りする全国でも珍しい神社です。

 

方災を防ぐというご利益があるため引っ越しや新築の際にお参りされる方が多い神社です。

遠方への旅の前にも祈願すると災難に会わないと言われています。

 

百舌鳥八幡宮

欽明天皇の時代(537~571年)に八幡大神の宣託を受けて創建されたと伝わる古社です。

 

ご祭神は応神天皇、神功皇后、仲哀天皇、住吉大神、春日大神です。

家内安全、交通安全、開運厄除けのご利益があると言われています。

 

中秋の名月前後の土日に行われる「月見祭」が有名です。

百舌鳥八幡のふとん太鼓は堺市の中で最大の規模で、2日間でのべ10万人以上の見物客が訪れます。

 

約一万坪の広大な境内の中には大阪府の天然記念物に指定されている樹齢約800年の巨大なクスノキもあります。

豊かな自然に触れ、癒しの時間を持てる神社です。

 

服部天神宮

関西では「足の神様」として知られている神社です。

ご祭神は少彦名命と菅原道真。

 

菅原道真が左遷され任地へ赴く途中、持病の脚気に襲われ動けなくなった。

そこで里人の勧めるまま、この地で平癒を祈念したところ、改善して任地へ辿り着けた、との言い伝えがあり、そこから足の神様として信仰を集める事となりました。

 

境内には珍しい「足踏み石」という祈願台座があります。

履き物を脱ぎ、ご本殿に向かい「二礼二拍手一礼」の作法で拝礼し、その後台座に座って「足病平癒・健脚」等を祈願します。

 

足の病気の平癒祈願の他、足を故障しないようにと、サッカーなどの様々なスポーツ選手が祈願に訪れることでも有名です。

 

日根神社

日本で唯一の枕と寝室の守護神。

ご祭神は鵜葺草葺不合命、玉依毘売命の夫婦神。

この事から縁結び・子宝祈願・子供の成長祈願・夫婦円満にご利益があるとされています。

 

また、健康、安眠にも特にご利益があると言われています。

子宝に恵まれない村の若嫁が子授けを願って奉納した枕を、お祭りの幟にくくりつけて渡御したのが枕を奉納するはじまりと言われています。

 

本殿の規模は日本有数の春日造りで府指定文化財。

摂社の比売神社も府指定文化財です。

枕の守護神と少し変わった神社でありながら境内は風格を感じる造りになっています。