パワースポットの紹介
石鎚には石の霊という意味があります。
西日本の中で最高峰とされる石鎚山に、県内で最も強いパワーがあると言われていることで有名な石鎚神社があります。
日本七霊山の一つである石鎚山には神が降りるとされ、石鎚大神や石鎚毘古命(いしづちひこのみこと)とも呼ばれています。
新月あるいは満月の日に強い効果があると言われています。
訪れた人に与えられるパワーは持続する力であるため、これから何かに取りかかろう、やり遂げようとする思いを持っている場合にお勧めとなります。
本社(口の宮)・成就社(中宮)・頂上社(奥の宮)・土小屋遙拝殿を合わせて石鎚神社となります。
参拝する人が最も多いのは本社で、拝殿に置かれた様々な大きさの木槌で体の具合の良くない部分を擦ると具合が良くなると言われています。
石鎚山の中腹にあるロープウェイを降りて徒歩で約20分程の場所に成就社があります。
昔、役小角が石鎚山の山頂を拝もうと歩き続けましたが力が尽き果て、諦めようとした時に出逢った老人が斧を研ぎ続けていたので理由を尋ねると、斧を針にするという答えが返されました。
この言葉に感銘を受けた役小角は再び山頂を目指し、石鎚山を開山することができたという言い伝えがあります。
役小角が出逢った老人が石鎚大神であるとされ、日本全国から石鎚神社を訪れる人が増えるようになりました。
土小屋遙拝殿は石鎚神社の中で最も新しく造られた遥拝所です。
役小角が山頂に辿り着いて土小屋遥拝殿まで戻った時に願いが成就するようにと言い、山頂を振り返った場所が土小屋遙拝殿の見返拝遥殿です。
土小屋遙拝殿は本殿とこの見返拝遥殿があるのですが、石鎚神社を訪れた時に山頂まで登りきれなかった場合に見返拝遥殿から石鎚山に祈ります。
あと少しがんばってみようというパワーが与えられると言われています。
石鎚神社の中で最も標高が高い頂上社は、石鎚大神が降りる地として崇拝されています。
山頂への道に鎖の行場として知られる一之鎖・二之鎖・三之鎖という鎖が岩場にかけられています。
これらの鎖を合わせた距離は合計約230mとなり、これらの鎖にすがることで邪な考えを捨てて無になるという、命がけで修行する場となっています。
一歩足を踏み外せば落ちる危険がある参拝のため、注意することが必要となります。
頂上社には玉持ちの御神像・鏡持ちの御神像・剣持ちの御神像という御神像が祀られています。
石鎚山おすすめグルメ
渓泉亭・面河茶屋は山の景色が綺麗で、落ち着いた店内です。
春には山菜の天ぷらが定食に付き、夏は流しそうめんを味わうこともできます。
そして秋から冬にかけてカモ鍋や芋鍋などを楽しむことができます。
バーベキュー焼肉セットもあり、体に力をつけることもできます。
無農薬野菜を使ったケーキも作られています。
また、石鎚山・山頂山荘は絶景を眺めることができます。
石鎚チキンカレーや鶏生姜焼き丼などがあります。
人気メニューのおでんはご飯とセットでも注文することができます。
寒い日の山頂でお勧めとなる、やや甘めのしょうが湯もあり、体の中から温まります。
石鎚山周辺のおすすめホテル
ホテル玉の家西条
石鎚山の伏流水をホテル内で使用しています。
この水は名水百選の日本一おいしい水に選ばれています。
ロビーで無料サービスとなっている珈琲にもこの名水が使用されています。
お遍路さん歓迎のホテルで、近くの霊場として60~64番礼所があります。
サウナルームがあるため、1日の疲れを癒すことができます。
朝食は和食・洋食から選ぶことができます。
自転車のレンタルも行っているため、周辺をめぐる際に便利です。
西条アーバンホテル
ホテルの最上階にある展望大浴場からは石鎚山を眺めることができます。
喫茶ラウンジでは肘掛けソファータイプの椅子が用意され、ゆっくりと時間を過ごすことができます。
朝食はビュッフェスタイルで、焼きたてのパンと日替わりのメニューが用意されています。
西条で採れる食材を使った和と洋のメニューや季節のフルーツ、そして愛媛のみかんジュースがあります。
1杯飲めばスッキリとした目覚めとなります。
駅近くでコンビニ近く、大変便利な立地です。
エクストールイン西条駅前
疲れた体を癒すため、眠りを深く追求した寝具を揃えています。
枕は低反発やイグサ使用のものなど合わせて5種類あり、好きなものを選ぶことができます。
マッサージチェアもあり、疲れを持ち越すことなく翌朝を迎えることができます。
朝食は無料ビュッフェで和・洋と用意されています。
レディースルームがあり、女性一人でも安心です。
石鎚山まとめ
石鎚山に関わる言い伝えは取り組んだ物事は諦めないという内容で、その力を与えてくれる感じを体験することができます。
目標を持って日々を過ごす人にお勧めです。
ただし、頂上までが危険なため土小屋遙拝殿の見返拝遥殿で心から祈り、神聖な気持ちで頂上を眺めることも力になる鍵となるかも知れません。