静岡県淡島は、その名の通り駿河湾に浮かぶ島です。
古代より無人島と言い伝えられてきましたが、リゾート地としての開発半ばに弥生時代の土器が発掘されたことで、この地に人が住み着いていたという歴史が明らかになりました。
今から遡ること700万年前。
海底火山の活動の名残として誕生したのが淡島です。
この時の凄まじい力が淡島には現在でも留まっていて、このパワーを得られることからパワースポットとして名乗りをあげました。
島には淡島神社があり、その無尽の力を司っています。
島の頂上にあり、霊気が島全体を覆っているためです。
神社の参拝には階段を登らなくてはならないという難関を乗り切る必要があります。
ゆっくりと歩いて小一時間ほどの道のり。
この過程でもパワーを少しずつ身体に浴びていると考え、心して登りましょう。
登り切ってみれば、淡島神社から発せられる霊気がこの淡島全体に降りていくという理屈が理解出来るような気がします。
富士が見える場所では厳かな力が相まって、より多くのご利益に肖れると言われているので思いきり深く行う深呼吸を試みてください。
神社の裏手が絶景スポットです。
天候にもよりますが、運よく富士の頂きを眺めることができたならその場に佇み、パワーを全身に浴びましょう。
この淡島神社には弁財天が祭られています。
弁財天は七福神の中で唯一の女性神。
その為、女性が健やかなお産ができるように祈る場として選ばれてきました。
安産祈願はもちろんのこと、女性が穏やかな日々を過ごせるように邪気を晴らす場としても適しています。
婚活に挑む決意を新たにするにもピッタリ。
その後に願いが成就した暁には、きちんとお礼参りをすることを忘れないようにしてください。
その先の安定した日々を祈ることも大切です。
また、一芸に秀でた成功を修めたいと考えているなら、是非ご利益に肖りたいですね。
仕事に関する縁を導くことでも知られています。
顧客の新規獲得を狙っている、確実な利益を望む為の合併先を模索している、共に汗を流す共同経営者を探しているといった願いを持つならば、この地を訪れるといいでしょう。
それ以外に時を選ばずこの地に立ち、絶えずパワーを身体に取り入れることもオススメ。
私達日本人は、無意識のうちに様々な恩恵を受けて平穏な時を得ています。
でも、意識してパワーを得ることでもっと今よりも良き環境を望めるようになるのです。
島とはいえ、船で渡れば本土から直ぐそこにある淡島です。
淡島周辺のおすすめグルメ
さて、気持ちをリフレッシュしたらご馳走でパワーを得ましょう。
海に囲まれた立地ですから、シーフードはハズレがないので何でも美味しくいただけます。
なので、こちらではもっと気軽に食べられる美味しいものをご紹介します。
まずは、静岡おでんです。
静岡以外の人が見たら驚くほど真っ黒な煮汁を使って煮込む静岡おでんはこの地No.1と言っても過言ではないほどのとびきりB級グルメ。
見た目は不安要素たっぷりですが、食べてみれば意外にあっさりとした食べ易さに驚きです。
また、色々な食事場所で提供している駿河湾のサクラエビを使った天麩羅は絶品です。
きちんとした料理屋さんは敷居が高いので、居酒屋などが手軽でオススメ。
サックサクの食感は一度食べると忘れられません。
お寿司屋さんもたくさんありますが、それぞれが提供しているアラ汁が美味しいのです。
その日に準備ができたアラをふんだんに使った贅沢なアラ汁はお寿司屋さんの隠れた逸品。
身体の芯まで染み入る旨味が格別です。
土地の食材を使った名店が和食だけとは限りません。
特にイタリアンなどは新鮮なシーフードを扱うのに慣れているので、和の魚介を上手く調理して美味しいイタリアンに仕上がります。
和に拘る必要がないと解れば、食事の選択幅は更に広がりますね。
淡島周辺のおすすめホテル
淡島ホテル
この地にやって来たら、一度は泊まりたくなる憧れのホテル。
新幹線三島駅から車で30分の距離ですが、北口からはお迎えシャトルが走っているので安心です。
客室全室がスィートルームなので、どの部屋に泊まってもその快適さは保証付き。
外国のお客様も納得の満足を示してくれるというのですから、本格的なリゾートホテルと解ります。
食事は好みでレストランが選べ、洋食ダイニング、鉄板焼き、和食、お寿司が揃っています。
子供は宿泊できないというホテルなので、静かな夜を堪能できるでしょう。
部屋によって朝日、夕日と眺望が異なりますが、いずれの部屋からも富士が眺められるのはさすがです。
夢のようなホテルライフが叶うホテルです。
ホテルマッシモ
ホテルマッシモは、モダンなインテリアで若い人たちに人気のホテルです。
ここでは朝食のみをいただき、夜は外へ地のものを食べに行くのがオススメです。
三島駅の南口から徒歩2分という立地なので何処へ行くにも不便を感じさせません。
淡島での観光後に戻ってくるのも容易です。
ベッドがセミダブルな点が好評。
繁華街が近い割に静かで快適に過ごせる、清潔感たっぷりのホテルです。
女性1人での宿泊でも心配ありません。
淡島まとめ
淡島の最寄駅は三島駅なので、東京方面からでも大阪方面からでも東海道新幹線を使えばあっという間に到着します。
そこから車に30分も揺られれば、淡島は目の前。
レジャーを楽しめるように開発が行われますが、やはり感じて欲しいのは淡島が発する強いパワーです。
急がず、ゆっくりと淡島での時を刻みましょう。
あなたが必要とするパワーを必ずや授かれるはずです。
そのパワーが花開き、成功への道を歩むのが楽しみですね。
物事が上手くいくと心に念じ、イメージしながら行う神社の参拝もおススメです。