京都の萬福寺は仏教大国中国の影響を大きく受けた寺

京都萬福寺

萬福寺のご紹介

萬福寺は黄檗宗大本山の寺院で、本尊は釈迦如来です。

この寺には、他の寺にはない大きな特徴があります。

それは、寺のあちこにからにじみ出る中華風の雰囲気です。

 

なぜこんな雰囲気の寺になったのか、それは寺の歴史と密接な関係があります。

萬福寺は隠元という僧が開山したのですが、この僧は中国の福建省からやって来た人なので、信仰する仏教様式が日本のそれと違い、中国風になっています。

 

同じ仏教であっても、日本の仏教と中国の仏教は違います。

その違った中国の仏教様式を取り入れて作ったので、萬福寺は中華風の寺になったのです。

 

そんな萬福寺の見所は、総門、天王殿、大雄寶殿です。

総門は、文字通り萬福寺の入り口にある門です。

中華風の寺だけあって、この門も日本風ではなく中華風に出来ています。

 

この門の上には、見た事もない不思議なものが乗っていますが、それは摩伽羅というインド神話に出てくる伝説上の生き物です。

この摩伽羅は、日本風の仏教寺院ではなかなか見かけない珍しいものなので、萬福寺に来たら、じっくり見ると良いでしょう。

 

天王殿は、国の重要文化財にも指定されているお堂で、大きな弥勒菩薩が祀られています。

 

他にも四天王や韋駄天の像が祀られています。

この天王殿は、萬福寺のなかでも重要な建物ですが、その重要な建物が、なぜか寺の奥ではなく玄関口に建てられています。

こういったところも、萬福寺の特徴だと言えるでしょう。

 

大雄寶殿は、萬福寺の本堂にあたる場所で、本尊もここに設置されています。

 

このお堂はチーク材という、日本ではあまり寺院建築に使われない材木で建てられたお堂で、お堂の装飾も、あまり日本では見られない装飾になっています。

この、日本の寺院としてはかなり風変わりなところが、萬福寺という寺の特徴なのです。

 

ちなみに萬福寺は、寺の建築様式だけでなく、寺で出る料理や儀式作法まですべてが中国風です。

なので、和風の寺を見るのに飽きた人にとっては、うってつけの寺だと言えるでしょう。

 

ここまで聞くと、ただの風変わりな寺なのかと思われるかもしれませんが、もちろん萬福寺は寺として、昔の建築物として、非常に高い価値があります。

 

それは、萬福寺にある主要な建築物のほぼすべてが重要文化財に指定されていることを見ても明らかです。

風変わりですが決してイロモノというわけではないので、本格的な寺院が好きな人でも、安心して参拝する事が出来るでしょう。

 

萬福寺周辺のおすすめグルメ

萬福寺周辺でオススメグルメと言えば、普茶料理黄龍閣です。

この普茶料理黄龍閣は、萬福寺の中にある食事処で、本格的な精進料理を食べることが出来る、日本でも数少ない場所です。

 

和風洋風中華、色々な料理を食べつくした方でも、本格的な精進料理を食べたことがある方は少ないでしょう。

ここでは、そんな貴重な精進料理を食べることが出来ます。

 

精進料理は、肉や魚などが出ない料理なので、低カロリーで、とってもヘルシーです。

なので、健康にいい食べ物を食べたい方にもお勧め出来ます。

 

この黄龍閣を利用するには、基本的に予約が必要なので、萬福寺に参拝するなら、この黄龍閣に予約をとってからいくと良いでしょう。

 

萬福寺周辺のおすすめホテル

花やしき浮舟園

萬福寺周辺でオススメのホテルと言えば、花やしき浮舟園です。

 

このホテルの売りは、ホテルに必要なすべてのものが高い品質で備わっていることです。

風呂、料理、サービス、すべてが満足できる一流品です。

 

まず風呂ですが、このホテルにはさわらびの湯と呼ばれる展望式の露天風呂があります。

それだけでなく、鳳凰の湯と呼ばれる大浴場もあるので、個人の好みに応じて、どちらの風呂に入るのか選ぶことが出来ます。

温泉旅館でもないのに、こんな贅沢が出来るところは素晴らしいの一言です。

 

次に料理ですが、この花やしき浮舟園には、炭焼き炉庵、ステーキ割烹花やしき、和食処SATORIと3つのレストランが併設されています。

どれもジャンルが違う上においしいので、和食が好きな人、ステーキが好きな人、炭火焼が好きな人、どんな人でも満足して食事を取ることができます。

食事のバリエーションが豊富な事も、このホテルの売りのひとつです。

 

最後になりますが、サービスやおもてなしも当然一流です。

料理、風呂、サービス、すべてが素晴らしい出来なので、死角らしい死角がありません。

これといった弱点がないホテル、それが花やしき浮舟園なのです。

 

そんな花やしき浮舟園の宿泊費は、5千円から2万5千円ほどとなります。

宿泊プランによって宿泊費がばらつくのも、このホテルの特徴と言えるでしょう。

 

萬福寺まとめ

仏教大国である中国の影響を大きく受けた寺、それが萬福寺です。

なので、日本の寺にはない特徴が、寺のあちこちにあります。

 

例えば萬福寺の大雄宝殿には釈迦三尊像が祀られていますが、近くにある伽藍堂では関聖大帝菩薩、つまり三国志の武将である関羽を祀っています。

釈迦と関羽を同時に祀っている寺は、おそらく日本にはないでしょう。

 

こういったところが、萬福寺の個性と言えます。

個性的な寺が好きなら、一度は萬福寺に行ってみるとよいでしょう。