鳥取で参拝しておきたいパワーがもらえる神社10選

鳥取白兎神社

白兎神社(はくとじんじゃ)

あの有名な神話「因幡の白うさぎ」の舞台となった場所に創建された、古事記や日本書紀にも記されている由緒ある神社です。

 

神話に出てきたウサギが傷口を洗い、治療した「御身洗池(みたらしいけ)」が境内へ続く道沿いに今でも残っていることも興味深いですね。

皮膚病ややけどの治癒に御仁徳があるとされており、症状に悩む人が全国から参拝に訪れています。

 

また神話では、白うさぎが大国主命と八上姫の縁結びとなったことから、縁結びの神様としても有名で「恋人の聖地」として注目のスポットとなっています。

美肌、恋愛に忙しい女子にはぜひ訪れてほしい神社です。

 

鳥取東照宮

鳥取初代藩主池田光仲によって創建され、「因幡東照宮」と称されてきた東照宮です。

 

池田光中の曾祖父は徳川家康であり、1650年日光東照宮の分霊として建立した宮で、簡素でありながらも気品ある社殿は重要文化財に指定されています。

もちろんのこと、御祭神は東照大権現を祀り、配神として鳥取藩主も祀る幕府ゆかり深い宮と言えましょう。

 

樗谿神社(おうちだにじんじゃ)と称されていた時期もあり、元境内であった樗谿公園はいまでも豊かな自然が静かに広がっており、初夏には無数のホタルが飛び交う自然スポットとして人気があります。

夏の参拝の際には悠久の幽玄な世界を楽しんでみましょう。

 

福栄神社(ふくさかえじんじゃ)

その社名のとおり、「福が栄える」大変縁起の良い神社として人気を集める神社の一つです。

古くから「田中大明神」と呼ばれ地域を守る産土神として信仰を集めていたが、1913年に近隣の8神社と合併し今の「福栄神社」となりました。

 

主祭神は玉依姫命(たまよりひめみこと)とし、その他菅原道真公(すがわらみちざねこう)など三十柱の神々を祀っています。

御神徳は開運招福、金運上昇、厄除開運、学業成就と様々ですが、中でも女性に人気の高い「幸せを呼ぶピンク色の招福袋」はぜひ手もとに持っておきたいお守りですね。

 

大神山神社

中国地方屈指の霊峰と言われる「大山(だいせん)」の中腹に鎮座する神社です。

 

古代から「偉大な神のいらっしゃる山」という意味で「大神岳(おおかみのたけ)」と呼ばれ、大山信仰を受け継ぐ中国地方屈指の神社です。

出雲国神仏霊場第九番に定められています。

 

主祭神は大己貴命(おおなむちのみこと)、つまり大国主命です。

奥宮は全国最大級の壮大な権現造り、自然石を敷き詰めた700mもの参道、壮麗な幣殿の白檀の漆塗りなどは日本一を誇り、参拝者の崇敬を集めるにふさわしいパワースポットなっています。

 

霊気ただよう奥宮は夏のシーズンに参拝することをおすすめします。

 

金持神社(かもちじんじゃ)

その社名のとおり「金運、開運祈願」で全国でも人気の高い神社です。

創建は810年で伊勢神宮参拝で通りかかった際に、お守りとして持っていた玉石が重くなったことから、この地に宮造りしたことに始まると伝えられています。

 

主祭神は国造りの神々である天之常立尊(あめのとこたちのみこと)、八束水臣津努命(やつかみずおみずぬのみこと)、淤美豆奴命(おみずぬのみおと) とし、開運の神様として信仰を集めてきました。

 

開運の霊験あらたかな神社で、商売繁盛、金運・開運祈願のため参拝する人が全国から集まる注目のパワースポットです。

 

大野見宿禰命神社(おおのみすくねのみことじんじゃ)

相撲好きなら当然知っている「相撲の守護神」を祀っている神社として有名です。

 

主祭神は大野見宿禰命(おおのみすくねのみこと)で、神話によると出雲国から都に上がり大和国随一の強者と称された当麻蹴速と力競べを行い勝ったとの神話に基づき相撲の祖神として崇敬されてきました。

創建の詳細は不明ですが、出雲の国に住んでいた大野見宿弥命の居宅跡に宿禰の分霊を勧請したのが始まりと伝えられています。

境内の社叢(しゃそう)は神域だったこともあり、今もなお原始林が茂っています。

 

長い歴史を思わせる境内の社殿や狛犬に、日本国技の祖となった雄々しき姿に想いを馳せるのもまた楽しいものですよ。

 

杉神社

全国でも類を見ない一風かわった神社で、祭神として「スギの精霊」を祀っている神社です。

御神体はスギの精霊を表し、また杉をかたどった白亜の塔で、樹木の霊を宿らしたものと言われています。

 

花粉症軽減にご利益があると言われています。

もともとスギ生産の中心地で林業が発達した地であったため、自然への恩恵と感謝する信仰があったことにも因んでいます。

 

裏山にある滝大明神は昔から因幡の名所で旅の安全祈願された場所とも言われています。

山の緑に白く映える社殿はほかの神社とは異なった雰囲気の杉神社への参拝は自然への感謝を思い出す機会になりそうです。

 

甫登神社(ほとじんじゃ)

女性の間では「ピンク色の鳥居」で知られているユニークな神社です。

 

社殿などの建造物はなく、鳥居の先にある石段を降りた山の斜面に御神体である女性を象徴とする大岩が鎮座しています。

古くから安産や子宝のご利益があるとされ、女性だけで参拝する姿も多く見られます。

 

海沿いにある「木の根神社」と合わせて参拝するとさらにご利益があるとも伝えられており、子供を願い夫婦で参拝する姿もちらほら…。

参道にあるベンチからは谷間に架けられた「ほととぎす橋」を見ることができ、優しい自然に囲まれた女性にピッタリのスポットと言えるでしょう。

 

御湯神社(みゆじんじゃ)

811年の創建と伝えられ、1200年以上の歴史を持ち岩井温泉にある山陰最古の神社とされています。

 

御祭神に大己貴命(おほなむちのみこと)、八上姫命(やかみひめのみこと)の他に、霊験あらたかな御井神を祀っています。

 

創建は、京都宇品の藤原冬久がこの地を訪れた際、御井の神湯に身を浸すと重い皮膚病がたちまち癒えたことに由来するとされ、岩井温泉の守護神として今も尊崇されています。

 

美肌に高い効果で人気の岩井温泉は、女子会の温泉旅行にピッタリの温泉です。

参拝を合わせるとさらにご利益も授かり、美肌に磨きがかかるかもしれませんね。

 

木ノ根神社

男性を象徴する老松の根を御神体とするユニークな神社です。

創建年代ははっきりと残っていませんが、昔から境内にある「への子松」の男根崇拝の神社として知られています。

子宝、夫婦円満のご利益があるとされています。

 

願いが叶った時には赤い腰巻を奉納するといった慣わしもあり、祈願者が絶えないことでも知られています。

男性にご利益のある神社ですが、「ピンク色の鳥居」で有名な甫登神社と合わせて参拝すると子宝のご利益が上がるとも伝えられているため、夫婦で参拝する姿も多く見かけますよ。

 

円満、縁結び祈願の参拝もオススメですよ。