京都の東寺は高さ日本一の木造塔がシンボル

京都東寺

東寺の紹介

東寺は教王護国寺とも呼ばれる寺で、東寺真言宗の総本山でもあります。

この寺は、桓武天皇が作った官製の寺でしたが、後に空海に与えられたことにより、弘法大師の寺として有名になりました。

 

そんな東寺の見所は五重塔です。

この東寺の五重塔は、金閣寺や二条城とならぶ、京都の象徴として知られており、54.8mの高さを誇ります。

これだけ高い木造の建築物は、日本にはありません。

 

元の五重塔は9世紀の終わりごろに作られたもので、もしそのまま残っていたら、1000年以上の歴史を持つ五重塔になっていました。

この塔は、落雷や火事などで何度も消失してしまいましたが、失われるたびに再建され、今の塔は5代目です。

5代目の塔は1644年に再建されたものなので、さすがに1000年とはいきませんが、それでも370年以上の歴史を誇っています。

 

この塔、平時は外からその威容を眺めることしか出来ませんが、まれに内部が公開される事があります。

内部が公開される機会はめったにありませんので、もし内部が公開されたら、一度見に行ってみるとよいでしょう。

 

何度も再建されている不死身の五重塔が、東寺最大の見所である事は間違いありません。

 

しかし、それ以外にも東寺にはいくつもの見所があります。その中で代表的なのは講堂です。

この講堂は、835年に完成、1491年に再建されたもので、東寺の中枢とも言える場所です。

 

講堂の中には合計21体の仏像が安置されており、そのすべてが国宝か重要文化財に指定されています。

講堂そのものは重要文化財であることを考えると、外身より中身の方が貴重な堂であると言えます。

そんな講堂は五重塔とは違って常時公開されているので、観光ついでに気軽に見ることが出来ます。

 

その他東寺には、金堂、御影堂、灌頂院など多数の建物があり、ほとんとが国宝か重要文化財に指定されています。

日本には国宝、重要文化財に指定されている寺が山ほどありますが、ここまで国宝、重要文化財に囲まれている寺は東寺を除くと、五指に満たないのではないでしょうか。

 

文化財と歴史の街京都でも、抜きん出た存在である寺、それが教王護国寺こと東寺です。

あっちへ行っても、こっちへ行っても国宝という、贅沢な国宝の山を見たければ、この東寺に行ってみるとよいでしょう。

 

東寺周辺のおすすめグルメ

東寺周辺のオススメグルメと言えば、まぐろ料理で有名な再来でしょう。

 

まぐろのさしみ、まぐろフライ、鉄火丼といったまぐろ料理尽くしで、とにかくまぐろの量が多い店です。

そんなにまぐろを使っている店なら、さぞ値段も高いと皆さん思われることでしょう。

しかし、この再来のまぐろ料理は非常に安いです。

 

だいたいの料理が1000円未満なので、札を一枚払えばおつりが出てきます。

安い丼や定食は、1000円どころか500円で食べることが出来ます。

このコスパのよさも、再来の魅力のひとつです。

 

安い値段で、脂ののったマグロをおなか一杯食べたいという人にとっては、うってつけの店だと言えるでしょう。

 

東寺周辺のおすすめホテル

サクラテラスザギャラリー

東寺周辺でおすすめできるホテルと言えば、サクラテラスザギャラリーです。

このホテルの売りは、立地条件がよく、東寺だけでなく京都駅など京都の中枢に近いことと、快適なわりに宿泊の値段が安く、コスパがいいことの2つです。

 

特に後者は重要です。

サウナを備えた男女別の大浴場、こだわりの食事を安く提供するレストラン、美しくて広い部屋と、ホテルに求められるものの大半が、このホテルには揃っています。

その上、宿泊費が5千円~1万3千円と京都のホテルにしてはかなり安いです。

このコスパの良さは、圧倒的だといえるでしょう。

 

サクラテラスザギャラリーは、京都でも最高クラスのホテルですが、多国籍風なところがあります。

それが魅力と言う人もいますが、そういうのが苦手な人がいる事も事実です。

 

ホテルアンテルーム京都

多国籍風なのはちょっと、という方にオススメ出来るホテルが、ホテルアンテルーム京都です。

 

このホテルも、サクラテラスザギャラリー同様便利なところに立地していますし、また快適でおしゃれかつ、コスパもよいです。

特に宿泊費は非常に安く、素泊まりだと3千円台から泊まることが出来ます。

高くても1万円ほどと非常にコスパのよいホテルなので、東寺に来たら、ホテルアンテルーム京都に泊まるのもありでしょう。

 

東寺まとめ

東寺は、世界遺産の一角を占めている特別な寺で、金閣寺、清水寺と並ぶほど有名です。

特に、日本でもっとも高い木造建築である五重塔は、寺院都市京都のシンボルとされています。

 

その五重塔以外にも、東寺には国宝級の仏像が山のようにあります。

普通、国宝が1つ寺にあったらそれだけでも立派なものなのに、この東寺にはそれがいくつもあるのです。

 

いかに東寺が特別な寺であるか、それだけでも良くわかるというものです。

国宝と重要文化財だらけの寺、東寺、京都に来たなら、必ず行くべき寺のひとつだと言えるでしょう。