神倉神社は、熊野速玉大社の摂社であり世界遺産にも登録されている神社です。
2000年以上前から信仰の地として崇められていました。
また、毎年2月6日に熊野御燈祭が開催される事でも有名です。
熊野御燈祭とは、白装束に包まれた男たちが手に持った松明をかざしながら、538段の階段を一気に駆け下りるのです。
火に感謝して1年の家内安全を祈願しているのですが、その迫力は並みではありません。
御神体はゴトビキ岩と言われている岩で和歌山県のこの地方での方言でヒキガエルの事を指しています。
形がゴトビキに似ている事から名づけられたそうです。
こちらのパワーはとても強いと言われています。
とても大きな岩が山の上にあること自体が不思議なので神秘的な魅力がありますよね。
参拝するためには、階段を登るのですがこの階段538段もあります。
高所恐怖症のかたには、要注意なのですが登っている時に後ろを振り向くと足がすくむくくらいの急こう配と高さなので振り向かずにどんどん進みましょう。
源頼朝が1193年に寄贈したと言われている階段で石段なのですが、階段の入り口付近で杖を貸し出ししてくれるので、かなりの勾配で杖をつきながら登る人もいる位で、結構疲れますが、緑にも囲まれてとても気持ちが良いですし、大変な分ご利益がありそうな気がします。
階段の途中には、火神社と中ノ地蔵堂があります。
この神様たちもとても強いパワーをお持ちなので、参拝を忘れないようにしましょうね。
階段の途中で神倉神社を護っているのですね。
階段を登り終えると、神聖な空気が漂い境内の外縁は断崖絶壁になっている事も神聖さを感じます。
霊感などが無い様な方でも感じる事の出来るエネルギーがあるそうです。
長い階段を登ってきたご褒美かのように、新宮の町が見渡せる素晴らしい景色が広がっています。
すぐにゴトビキ岩が目に入りますが、この岩からは物凄いパワーを感じます。
社殿の上に覆いかぶさるように横たわっています。
その大きな岩から下に向かってエネルギーが降り注いでいるかのようです。
ゴトビキ岩の横には、小さな社殿が設けられていて、高倉下命と天照大神が祀られていますが元々は、この岩自体が神が降臨する場所として崇拝されていたのです。
神倉神社周辺のグルメスポット
やきとり大吉神倉店
一串ずつ丁寧に仕込みをして目の前で焼き上げてくれる焼き鳥は最高です。
色々な種類の焼き鳥屋手羽先もあるのでちょっと一杯飲みながらつまむと最高の気分が味わえますよ。
旅の疲れも吹き飛ぶかもしれません。
ちょっと変わり種のバジル焼き鳥、ユズ胡椒焼は女性にも大人気、焼き野菜も豊富にあってヘルシーに楽しめます。
洋菓子エンゼル
ソフトクリームの看板が出ていますが、ケーキを取り扱っています。
でも看板メニューのソフトクリームがまた洋菓子屋さんだけあり美味しいので是非味わっていただきたいです。
厳選した素材を使ってシンプルで口当たりの良い洋菓子を作られています。
また、マカロン大浜の小石は、さくっとしていて懐かしいお味がします。
神倉神社周辺のおすすめ宿・ホテル
温泉民宿 元湯こぶち
1日3組限定の小さなお宿ですが、女性が嬉しいをモットーにされているお宿です。
アロマの香り、貸切風呂、季節の草花などご主人からおもてなしの心が伝わってきます。
川湯温泉に入れる、嬉しいお宿で河原をほると暑いお湯が噴き出すという全国でも珍しい温泉です。
身体が浸かるくらいまで掘れば、自分だけの露天風呂が作れるのが何とも楽しいですよね。
満天の星空を見上げながらゆっくりと浸かりたいものですよね。
こちらの仙人風呂は、冬季限定で70度もあるお湯と冷たい川の水が混ざり合って気持ちのいい温泉が出来ます。
また、内風呂もありこちらはかけ流しの温泉なのでゆっくりと疲労が取れていきます。
近隣には共同の露天風呂もありますので川のせせらぎを聞きながら冬季以外の季節はこちらに入浴できますね。
泉質は、単純アルカリ泉です。
神経痛、腰痛、更年期障害にも効能があります。
お料理も心のこもった優しいお味です。
名物めはり寿司をはじめとして天然鮎の甘露煮、季節の炊き合わせなど旬の食材を少しずつ色々な種類楽しむことが出来ます。
別注ですが、是非とも鮎の塩焼きは焼き立てを丸かじりしてください。
天然物は、わたまで美味しく感動が待っています。
朝ごはんも身体に優しい素材の味を楽しめます。
一番のおススメは、温泉を使用した野菜の温泉蒸しで野菜本来の味が染みわたります。
神倉神社まとめ
神倉神社の御神体である巨大な岩本当にすごいエネルギーを放っているのですが、こんなに厳しい場所にありながらもそのエネルギーは、人を突き放すようなものではありません。
階段を登るにつれて神域に入っていく感覚が何とも心地よく周りを取り囲む木々がまた違うエネルギーを出していて心身ともに癒されます。
ただし、大変な階段、傾斜ですので靴などはスニーカーや登りやすい靴で行くこととそもそも神社は夕方行くものではないのですが、暗くなると帰りの階段が足元が見えずに大変怖い思いをすることになるので明るいうちに参拝する事をお勧めします。