宇佐神宮
宇佐神宮は、伊勢神宮に次ぐ宗廟として知られています。
参拝の方法も特別な方法なんです。
八幡様や八幡宮は全国に4万社あるのですが、その総本宮になります。
宗廟というのは、祖先の霊を祀る場所という意味なのですが、宇佐神宮では、八幡大神、比売大神、神功皇后が祀られています。
そして、宇佐神宮の参拝方法は、二礼四拍手一礼です。
全国でも出雲大社と宇佐神宮だけの参拝方法です。
ご利益は、仕事運、金運、縁結び、安産、子育てなどです。
女性の中には、恋愛成就と縁結びを強力に祈願したい方がいるかもしれません。
そんな方におすすめなのが、一之御殿の更に奥にある北辰神社に参拝してみてください。
造化の三神という縁結びで有名な神様が祀られています。
早吸日女神社
歴史は相当古く、伊勢神宮と並ぶほどの神格の高さを持つ漁師町に鎮座しているこちらの神社は、海の安全、大漁にご利益がありますので、釣りをする人、漁師さんなどは参拝する人が多いです。
海の神様は、女性の事が多いのですがこちらの神社も多分に漏れず女性の神様です。
そのため、連れてくる女性が綺麗な場合は神様がやきもちを焼いてしまいご利益が半減するとも言われています。
社殿の裏手に回ると、御神水が林から湧き出ていて飲めるようになっているので縁起も良くご利益もいただけると思うので是非飲みたいものです。
炊井という神の井戸もありますが、心あしき者、邪心があるものは、井戸に姿が映らないと言われていてちょっとドキドキしてしまいます。
無事姿が写れば安心ですよね。
西寒多神社
西暦278年に、建立された古い神社です。
ご利益は、家内安全、婚姻、学業、農業、食物、厄除、交通安全、消防の守り神と言われています。
西寒多神社で有名なのが樹齢400年の見事な山フジです。
このフジは、大分市天然記念物にしていされていて長さ90センチ近い薄紫の花が咲きます。
周りの景色とのコントラストが大変美しくずっと眺めて居たくなる風景です。
尺間神社
標高645メートルの尺間山山頂にある神社で、神社へは100段か400段の石段を登る2つのルートがあります。
結構な登りなので、暑い時期には飲み物やタオルが必須です。
途中、飲み物などは販売していないのでしっかり用意していきましょう。
木々が生い茂る中自然のパワーを戴きながらの山道ですが割と険しいので体力がある時がおススメです。
山頂に到着するとこじんまりとした神社があります。
霊山である尺間山のエネルギーが存分に発揮されているこちらの神社さすがに神聖です。
厄除、学業成就、心願成就、家内安全、商売繁盛、大漁満足、縁結びに御利益があるとされています。
柞原八幡宮
八幡神社の総本宮である宇佐神宮の分院と言われていて、創建は平安初期になり836年と言われています。
境内に入るとすぐに自然のパワーを感じられます。
境内までは、階段を沢山上ります。
結構な段数があるので気合を入れて臨んでくださいね。
楼門は、細工が細かく大変美しいので是非じっくりと見てほしいです。
樹齢が何と3000年と言われている大楠の巨木もありますが、これもまたすごいパワーが感じられます。
国指定の天然記念物にも登録されています。
靴を脱いで上がらせてもらえる本殿の前にある回廊は、空気がよどみなく流れていてそこにいるだけで邪気が落とされると言われています。
お疲れの時には特に疲れが取れると思います。
こちらの神社のご利益は、出世開運、武運長久、子孫繁栄、安産祈願、厄除、交通安全となっております。
薦神社
こちらの御神体は、何と池なんです。
あまり聞いた事がないですが三角池と言います。
池を内宮、社殿を外宮と呼んでいるのです。
また、境内には、3~5メートルのクスノキの巨木が散在しているのですが大楠という大分県指定史跡とされるものは、他のクスノキとは迫力が違いエネルギーが満ち溢れています。
実は、元々境内は50万坪あったのですが、戦後に10分の1になってしまったそうです。
御神体である池を養う森があったのですが、殆ど失ってしまったという事です。
こちらの神門は、桃山様式を残していて圧倒される造りになっています。
国指定の重要文化財なんです。
薦神社のご利益は、武運長久、勝運、厄災除けになります。
境内に居るだけで、心が浄化されるような清々しい空気是非是非訪れた際はゆっくりと回ってみてください。
大分県護国神社
明治8年に創建されたこちらの神社は、大分県の戦没者を祀っている神社で桜と梅の名所としても有名です。
梅は、豊後梅を中心に約200本ほど境内に植えられており、桜はソメイヨシノを中心に約500本植えられています。
桜の季節には、参道の入り口の鳥居の傍に沢山の桜が見られます。
商売繁盛、立身出世、事業繁栄などの仕事運向上祈願の守護神として知られています。
御神体は、松栄山という山で、神社の境内に行くまでに約100段の石段を登ります。
御守りも充実していて、桜のモチーフが付いた可愛いお守りは女性にも大人気です。
もしも、ご利益がありましたら是非感謝の気持ちを持って御礼参りに訪れると良いでしょう。
八幡奈多宮
八幡様の一社で宇佐神社が八幡宮の総本宮でありますが、その総本宮を創建した宇佐氏によりこちらの御宮も建てられました。
奈多海岸に向かって建つ鳥居と海の風景がとても美しい神社です。
主祭神のうちお二人が女神である事から縁結びをはじめとして女性の守護にご利益があると言われます。
そして境内にある御神木であるクスノキには、フクロウが宿っていると言われています。
フクロウは福を招くと言われています。
大変ご利益がありそうです。
参拝された際には、是非ともこのクスノキの傍で深呼吸をしてみてくださいね。
別宮八幡社
723年に創始されたと言われていますが、正式な創始年代は不詳になっています。
境内へと続く参道にあるのが潮観橋という橋で、単一石造りアーチの歴史ある橋は、大分県有形文化財に指定されています。
江戸時代末期の柵とされる楼門は、2層の屋根がある大変美しい造りで彫刻も細かく職人さんの腕が素晴らしいのが分かりますよ。
御田植祭という氏子さんたちが田植えを演じて豊作を祈願するユーモラスな仕草が面白いお祭りがあります。
こちらの神社の主なご利益は、金運上昇、開運、仕事運上昇、学問成就、厄除け招福になります。
八津島神社
734年に、津島掃部大輔宇佐高春が守護神として建立したのではないかと言われています。
古い歴史を持っていて参道の二の鳥居は、地上から1.5メートルで2段つぎがされていて柱に近い部分でついであるものは大変珍しいとのことです。
こちらの神社に600年前から伝わっていると言われる大分県無形民族芸能の辻間楽は伝統的な神事です。
子供たちが太鼓を打ち踊る大変可愛らしい神事です。
秋の大祭りで行われるのでもしも見る事が出来たら大変ラッキーですよね。