宮崎神宮
宮崎市神宮にある宮崎神宮は、第一代神武天皇である「神日本磐余彦天皇」を御祭神としています。
天照大神より五代目、天孫降臨の邇邇芸命の孫にあたられるのが神武天皇です。
神武天皇の孫が祖父の遺徳をたたえて創建したのが始まりと伝えられています。
境内は明治時代に格調されたこともあり、76,313坪もあり、皇室の方々の参拝も多く、大正天皇、昭和天皇お手植えの木が生い茂っています。
祈念祭(2/17)、新嘗祭(11/23)例祭(10/27)が最大例祭となっています。
特に神武天皇が全国平定に向かった日に行われる例祭は大事なお祭りです。
青島神社
宮崎市にある青島は九州と弥生橋でつながった島です。
ここが御祭神である彦火火出見命(山幸彦)が海の宮から帰られて宮を建てられた跡として創建されました。
御祭神は、他に豊玉姫命と塩筒大神で、三柱が御祭神です。
夫婦神をお祀りしているためもあり、縁結びを始めあらゆる和合をもたらす神様として信仰されています。
昔乍らの「神びな」の形のお守りを購入することが出来ます。
鳥居、拝殿や他の社殿も総て朱塗りでとても華やかな感じがします。
境内から神門をくぐった先にある「日向神話館」は、蝋人形を使って日本の神話を再現。
天照大神から海幸・山幸の物語、そして神武天皇の倭平定までをわかりやすく展示しているので必見です。
鵜戸神宮
日南市にある鵜戸神宮は、太平洋に突き出した鵜戸崎岬の突端にある洞窟の中にある珍しい神社です。
波音がすぐ近くに聞こえ、お参りする為本殿へと下っていく日本三大「下り宮」の一つです。
この洞窟は、豊玉姫が山幸彦の子を産んだ産殿跡と伝えられています。
ここも神話と現在がつながる神社です。
この時生まれた「日子波ぎさ武鵜がや桑葦不合尊」がこの神社の御祭神です。
ここでは珍しい「運試し」が出来ます。
「運」と書いた玉を投げ、霊石亀石の中にある桝形の窪みに上手く入れば願いが叶うと言われています。
男性は左手で、女性は右手で運玉を投げます。
是非挑戦しましょう。
日向国一之宮都農神社
児湯郡都農町にある都農神社は、大国主命を御祭神とし神武天皇が創建されたと伝えられています。
大国主命は多くの妃と結婚し、子供も沢山もうけたので、縁結びの神、子孫繁栄・子授けの神として信仰されています。
又、少名彦命と共に国造りをされたことから、事業開拓(商売繁盛)の神様とも言われています。
境内には西神苑、竹柏亭(茶室)、東神苑、神楽殿といった美しい庭園や茶室もあり、広々としています。
また大国主命の像や大国主命に助けられたうさぎの像があり、撫でることに依って願い事が叶うと言われています。
高千穂神社
天孫降臨の地に建てられたと言われる高千穂にある神社だけに、強力なパワースポットと言えるでしょう。
御祭神は高千穂皇神、邇邇芸命、木花咲耶姫命、彦火火出見尊、豊玉姫命、鵜がや草葦不合損、玉依姫命。
御神木として樹齢800年とされる秩父杉があります。
又、境内には2本の杉の幹がくっついた「夫婦杉」があり、この杉の周りを夫婦、恋人と手を繋いで3回回ると縁結び、家内安全、子孫繁栄の3つが叶うと言われています。
その他にも、「鎮め石」という石があり、祈れば人の悩みや世の乱れが鎮められると伝えられています。
くし觸神社
西臼杵郡にあるくし觸神社は、くし觸山を御神体としていますが、御祭神として「邇邇芸命」をお祀りしています。
長く山を御神体としていたので社殿はありませんでしたが、1694年に社殿を造営しました。
このくし觸山は古来から霧島山と共に天孫降臨の有力な比定地とされてきました。
鳥居をくぐるとうっそうとした木々に囲まれた境内はひっそりとしていながら、高千穂神社との繋がりもある所為かパワースポットとして有名です。
拝殿は階段をしばらく上った先にあります。
境内には「天真名井」があり、ここもパワースポットです。
天岩戸神社
高千穂町にあるこの神社は、天照大神が天岩戸へ籠られましたが、その霊蹟「天岩戸」を祀る神社です。
社殿(東本宮)の後ろの断崖の中腹に洞窟があり、そこに天照大神が籠られたと伝えられ、古来よりその領域を御神体としてお祀りしています。
社殿は3つあり、
- 西本宮・・・御祭神:天照大神
- 東本宮・・・御祭神:天照大神
- 天安河原宮・・・御祭神:思兼神・八百萬神
八百万の神様たちが天照大神を洞窟からお出ししようと相談した所とされています。
祠は小さいですが、大変強いパワースポットと言われています。
荒立神社
高千穂町にある荒立神社の御祭神は、猿田彦命、天鈿女命の夫婦神です。
この夫婦神が住まわれた地と伝承されています。
邇邇芸命をお迎えした猿田彦命と、歌や踊りが上手な天鈿女命が結婚したので、特に夫婦円満、縁結び、初願成就に御利益があります。
又、猿田彦命は交通安全、教育の神として、天鈿女命は歌、舞、芸能の神としても崇められています。
拝殿の右側は美しい緑の森になっており、清々しい気持ちになれます。
また、七福德寿板木という板があり、この板を七回心を込めて打つと願いが叶うと言います。
今は新たに「未来板木」が設置されていますので、是非七回打って来ましょう。
宮崎県護国神社
宮崎市神宮にある護国神社は、他県の招魂社と同じように大きくは作れませんでした。
その為段々と規模を大きくしていきましたが、大東亜戦争以来戦死者の数が大幅に増えたので、祖国の英霊の為に内務大臣の許可を得て、造営されました。
もちろん、御祭神は国家公共に尽くした人達の神霊です。
拝殿の他に遺品館もあり、入場も無料です。
宮崎県遺族連合会が喧嘩の遺族から集めた物、宮崎県ブーゲンビル島生存者会が遺骨収集の際に現地から持ち帰った者等が展示されています。
是非立ち寄って、戦没者を悼むと共に平和への願いを強くしたいものです。
江田神社
宮崎市にある江田神社は伊邪那岐命と伊邪那美命を御祭神としています。
宮崎県にはパワースポットが沢山ありますが、その中でもこの江田神社は「日本三大パワースポット」と言われる程のパワーがあると言われ、全国からお参りする人が絶えません。
伊邪那岐命が黄泉の国から帰った時に禊をしたのがこの神社のある一帯ではないかと伝えられ、境内には伊邪那岐命が禊をした「みそぎ御殿」があります。
また、近くには「みそぎ池」もあるので行ってみると良いでしょう。
参道途中には御神木(楠の木)がありますが、根元から幾つかに太い幹が別れています。
子野御神木も強力なパワーを持っているので、訪れたら、必ず御神木に触れると良いと思います。