沖縄で参拝しておきたいパワーがもらえる神社10選

沖縄波上宮

沖縄県には独特の文化から他の県では見られないような神社が存在しています。

これらの神社の中から特に尋ねて欲しい神社10ヵ所を紹介していきます。

 

波上宮

波上宮は5月17日に行われる例大祭とその前後に開催される神幸祭、沖縄角力大会、琉球舞踊、演舞大会、のど自慢大会、ビーチ綱引き等といった様々なイベントが行われることで有名な神社です。

琉球王国の時代に特別な位置に位置付けられた神社である琉球八社の1つです。

 

崖の上に立っているというインパクトもスゴいこともあって、地元からは「なんみんさん」「ナンミン」と親しまれてきて、安産・家内安全・子孫繁栄・延命長寿のご利益があります。

神社での結婚式としてはポピュラーな神前結婚式だけでなく沖縄独特の結婚式を行うことも出来るのでその辺りでも女性にとっては注目すべき神社ではないでしょうか。

 

護国神社

護国神社はその名前の通り、戦争の犠牲となった軍人や一般市民、遭難学童、文官関係戦歿者などを御祭神として祀っています。

その点では他の神社とは大分色が違っていると言えるでしょう。

 

境内は広々としており、ご利益は諸願成就・交通安全・社運隆昌・厄祓・家内安全・家業繁栄・進学成就・旅行安全・病気平癒等があり、正月には沖縄では最も多くの参拝客が訪れる神社でもあります。

 

普天満宮

普天満宮は沖縄の中部では最大の規模を誇っている神社です。

 

波上宮同様琉球八社に含まれる琉球王国時代には特別な位置にあった神社です。

特に建築関係での諸祈願とし参拝される人も多く、女性にとって注目したいのは良縁祈願、子授祈願、心願成就、開運招福、安産祈願などといったご利益がある神社であることでしょうか。

 

実際、普天満宮の縁結びのお守りは非常に人気が高いです。

社殿の屋根瓦が沖縄ならではの雰囲気を出しているデザインの川原であることや文化財として社殿裏にある普天満宮洞穴が宜野湾市の名勝に指定されている程の立派なものであることも特徴的です。

 

沖宮

沖宮は那覇にある奥武山公園の中にあり、神社に参拝するだけでなく、スポーツを楽しむことも一緒に出来るということが特徴的です。

実際にスポーツをして汗を流したり、観戦したり楽しみ方は様々です。

 

祭りも「那覇まつり」、「産業まつり」、「琉球の祭典」など年中いろんなイベントが開催されています。

瓦などが沖縄独特のデザインで「航海安全」と「商売繁盛」が古くから有名ですが近年は金運上昇を願って訪れる人が多い神社です。

ここも琉球八社に数えられる神社です。

 

大東神社

大東神社は非常に珍しい動物であるダイトウコノハズクや絶滅危惧種にも認定されているダイトウオオコウモリを目にすることができることで有名な神社で、生物の生態観察を目的として訪れる人達も非常に多い神社です。

 

例大祭は7月22日から23日に行われており、南大東村豊年祭豊作を祈願する祭りとして、島内の集落が各々で御輿や山車で練り歩き、境内で八丈太鼓と三線の演奏に合わせて沖縄角力と江戸相撲を行っている光景は圧巻です。

ご利益は開運招福、地域振興、地域・家内安全ととても地域密着型な神社です。

 

天后宮

天后宮は別名「菩薩堂(ブサードー)」とも呼ばれ、沖縄県の有形文化財に指定されている場所であり、観光としても1度は見ておきたい神社の1つです。

 

正直なところ検索サイトでこの神社のことを調べようとすると台湾や神奈川に建立している天后宮の方が引っかかり、沖縄の天后宮の情報は見つけることが非常に困難だったので、沖縄の数ある神社の中では比較的地味な部類に入る神社なのかなという印象も受けます。

 

しかし、境内に入ると沖縄そのものの歴史はもちろんのこと古代の中国との交流が非常にいいものであったことが記念碑などからも目に取れて分かり、そういった国を超えた心の交流も見てもらいたい点です。

 

宮古神社

宮古神社は日本で最も最南端にある神社で、高台にあることから訪れるとあらゆる方向から海が広く見渡すことが出来て、広がる青い空や沖縄式の建築で建てられた拝殿・本殿のコントラストが美しく、非常に魅力的な景観を誇る神社です。

 

ご利益には家内安全、良縁祈願、子宝などがあります。

普段はとても静かで厳かな雰囲気のする神社なのですが、正月になると初詣で多くの人が訪れて、とても賑やかになります。

 

浮島神社

浮島神社は昔は長寿宮と呼ばれていたのですが、昭和17年に浮島神社と名前が変わり、今日では浮島神社として地元の人達や観光で来た参拝客に親しまれています。

 

ご利益は厄除、安産、家内安全、病気平癒や商売繁昌、受験合格祈願もあります。

沖縄の神社は大体このようになっているのが多いのですが、本土では神社には狛犬がいるのが多いのに対して沖縄では狛犬の代わりにシーサーが鎮座していることが多く、浮島神社もそんな神社の1つで、2頭のシーサーが鎮座しています。

 

安里八幡宮

安里八幡宮は古くは武運を祈願する神社として有名でした。

ここも琉球八社に数えられる伝統ある神社の1つです。

 

現在では住宅地が密集している場所にひっそりと佇んでいるという感じであり、鳥居をくぐったら保育園・公民館が広がっているというところが非常に珍しい点である神社です。

 

そういった面ではここも大東神社同様かなり地域密着型の神社であると言えます。

子供が好きな人にとってはかなり癒される神社かも知れませんね。

 

ご利益は事業の繁栄、商売繁盛、必勝祈願、厄よけなどがあります。

 

識名宮

識名宮は沖縄では珍しく拝殿の向拝部分に鬼の面がついている鬼瓦を見ることが出来ます。

 

ご利益は恋愛に関することに強い上に、縁切りのご利益もあるということなので女性にとってはとても興味深い神社であると言えるのではないでしょうか?

また、境内には芝生が敷かれているのも他の神社と比較すると非常に珍しい点です。

 

沖縄には琉球八社に数えられる神社を筆頭に、他の神社に置いても本土では見ることのない独特の文化が神社でも多く見られることから、観光の一環としても神社巡りすることは非常に楽しめるのではないかと思います。

あなたも是非沖縄の神社で溢れるパワーを感じてきてください。