熊本で参拝しておきたいパワーがもらえる神社10選

熊本加藤神社

加藤神社

地元の方からは、せいしょこさんと呼ばれて親しまれています。

 

熊本城場内に鎮座する肥後の総鎮守りで1871年の神仏分離令により、本妙寺池廟より移されました。

主祭神として祀られているのは、豊臣秀吉を立身出世の前から支えたと言われる腹心の一人で七本槍の一人、加藤清正公です。

 

この加藤氏は、土木、治水の工事をして熊本城の築城や発展の礎を築いた方なのですが、その功績から土木建築、勝運にご利益があると言われています。

また、安産祈願で訪れる方もとても多いです。

安産祈願を受けると、サラシの岩田帯が授与されます。

 

藤崎八旛宮

大変歴史のあるお宮で、創建されてから既に1000年以上経っています。

熊本県で一番初詣の参拝者数が多い神社です。

 

御祭神は、応神天皇、神功皇后になります。

一番のご利益は、武勇長久、そして勝利祈願や出世開運にも効果があります。

戦いに沢山勝利していた応神天皇の功績を基にされているご利益で、守護木札の裏に願い事を書いて身に付けていると願いが叶うそうです。

 

御祭神の一人である神功皇后は、応神天皇の母ですが妊娠臨月の時に亡き夫の代わりに三韓征伐を成し遂げたんです。

凄くパワフルなお母さん神ですよね。

そのため、安産や子育ての神様としてご利益があり、腹帯の始祖ともされているんです。

 

出水神社・水前寺成趣園

熊本出水神社

 

1878年に細川家歴代藩主を祀り、創建されました。

広大な敷地に、東海道五十三次を模した桃山式の回遊式庭園である水前寺成趣園を造り大変風情のある趣を感じる神社です。

 

この庭園は、完成までに何と約80年もかかっていて、細川家3代にわたって造園されたとの事、大変な贅を感じます。

大変見る価値のある庭園なので参拝の際には是非とも足を止めてゆっくりと見たいものです。

 

熊本出身の水前寺清子という歌手がいますが、実は彼女の芸名の由来がこちらのお庭だというくらい地元の方から大変親しまれています。

出水神社には、2つの手水鉢がありその一つは長寿の水と言われていて長生きできるという事で県外から来る人もいるという事です。

 

健軍神社

熊本市最古の社と言われていて、その歴史は今から1900年も前に遡ります。

 

大鳥居から1200メートルも続く大変長い参道がありますが、八丁馬場と呼ばれ、名前の由来は軍馬の調教に使われていた事だと言われています。

神社の中で馬の調教をするなんて現代では考えられない事ですが、1877年には西南戦争へ向かう熊本軍の挙兵の場所でもあったのです。

 

戦の勝利を神に願掛けしている意味もあったのでしょう。

 

四山神社

虚空蔵菩薩が降臨された場所として、お堂が建立されたのが1070年頃と伝えられています。

 

社殿の中には、虚空蔵菩薩が舞い降りた伝説を持つ四ツ山古墳があります。

春、秋に開催される大祭では、福授けという珍しい風習が残されているんです。

 

参拝者がおさい銭である5円を受け取り、次の大祭で倍にして返すというものです。

 

鈴木神社

天草島原の乱により荒れてしまった天草の復興に尽力し今の天草の基礎を造った3人の方を祀っている神社です。

初代代官であった鈴木重成公は、人々のために大変尽力しました。

 

最後には重税の圧迫に対して幕府に対して訴えますが退けられてしまい自宅で石高半減の建白書を残して切腹しました。

農民のために命をかけて戦った初めての武士という事で本当に素晴らしい人格者ですよね。

 

通常お家断絶になる所を幕府は、病死扱いにしました。

その理由は、天草地方はもう鈴木家でなくては、治まらないと分かっていたからだそうです。

 

小高い丘にあるため風が通りとても空気が綺麗で清々しいです。

 

青井阿蘇神社

創建は大変古く、平安時代初期の806年に建てられました。

地元の方からは、青井さんの愛称で呼ばれ親しまれ信仰されています。

どの建物にも茅葺がかぶさっているのが特徴で、常に綺麗に手入れされているのでとても美しく、見る者の心を癒してくれそうです。

 

通常の神社のイメージとは違う様式が随所にあり、軒下の隅には鬼の面がはめ込まれています。

守り神として見守ってくれているとのことですが、知らないと少しびっくりしますよね。

 

拝殿も、茅葺屋根で出来ていて何だか温かみがあり癒されます。

拝殿にも、鬼の面がいますよ。

 

熊本で初の国宝に認定されたこの神社是非訪れた際はゆっくりと神様に参拝してみてくださいね。

 

龍神ハナグリ石神社

御神体は、巨大な岩戸ご神木の神社です。

この巨石は、龍神様の化身と言われていて七つの穴を持っています。

 

昔、祭りごとを怠った村に龍神の怒りが爆発してしまい、その怒りを鎮めるために巨岩を松の木に繋いで、供え物を捧げたことで何とか怒りを鎮め他という伝説があります。

 

その龍神様の化身である巨岩には、家運降盛、商売繁盛、金運上昇、進学就職、学業成就、縁結び、病気全快などあらゆる願い事のご利益があると言われています。

何とも太っ腹な神様ですよね。

 

そして、境内の鳥居がある向こうには、ハナグリ桜がありますが、ある場所から見ると桜がハート型に見えるんです。

是非行った際には確認してみてくださいね。

女性に嬉しい恋愛運アップも期待できるかもしれません。

 

小国両神社

大変素晴らしいエネルギーが出ている神社でパワースポットとしてもおすすめの神社です。

 

沢山の大きな木があり神社裏は森になっているので自然界からのパワーも頂けます。

こちらの神社では、宝くじの高額当選の御利益があると言われているんです。

 

その由来は、江戸時代に行われていた富くじという今でいう宝くじの様なものがあったのですが、この神社にいつも感謝し、身を清め、参拝していた男が一番くじを引き当てました。

 

その話を聞いた別の人もどんどん当たりくじを引き当てたという逸話がありその様なご利益があることになっています。

当たった人が、日課として参拝したのが、けやき水源の水上様と鏡ヶ池の恵比寿様だったそうです。

是非、参拝する際にはその三箇所を回ってみてくださいね。

 

姫石神社

姫石神社の創建は、安政5年で大変こじんまりとした神社です。

 

神社の名前の由来は、少し悲しくも感動的な伝説からです。

天皇が討伐遠征で海を南下している時に嵐により船が転覆しそうになりましたが、同乗していた姫君天皇を救うために龍神様に天皇を助けてもらえるように祈り海に身を投げました。

その結果海は荒れずに天皇は命が救われました。

 

その話を聞いた村人たちが姫の亡骸が海辺にたどり着くのを待つと白い玉の様な石が流れてきたのでこれを姫として祀りました。

 

こちらの神社のご利益は、子孫繁栄、家庭円満という事です。

優しい姫君様の神社、山の中の階段を降りたところにあり向かい側にはこの神社と遂になる男性の神社である裸石神社があるので合わせて参拝されてみてくださいね。