占星術のホロスコープの基礎知識、読み方

占星術は、星座占いだと思っている人が大半だと思います。

占星術では、天体の動きをよく観察することで、地上のできごとを分析することができると考えているのです。

太陽系の天体がお手本で、それがさまざまなかたちで地上のできごとに反映されていると考えます。

 

ホロスコープ

ホロスコープとは天球図のことです。

ある場所から見た時に、どの方向に惑星があるのかを描いたものです。

生まれた時刻のホロスコープを見ます。

同じ時間でも、場所によって星の位置が変わるように、ホロスコープも異なります。

 

3区分(活動・固定・柔軟)

活動宮が多い…物事の判断が早く、状況を活性化させる能力がある。

固定宮が多い…できあがった事柄を維持して持続させる能力がある。

柔軟宮が多い…人に合わせて行動や考え方を臨機応変に変えていく能力がある。

 

活動…おひつじ、やぎ、てんびん、かに

固定…しし、おうし、みずがめ、さそり

柔軟…いて、おとめ、ふたご、うお

 

4元素(火・地・風・水)

火のサインが多い人…アイデア、熱意にあふれるタイプ

風のサインが多い人…情報、流通に強いタイプ

水のサインが多い人…情感、雰囲気を大切にするタイプ

土のサインが多い人…実感、実質を重視するタイプ

 

火…おひつじ、しし、いて

地…やぎ、おうし、おとめ

風…てんびん、みずがめ、ふたご

水…かに、さそり、うお

 

サイン

おひつじ座から魚座までのいわゆる星座をサインと呼びます。

 

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天体・惑星

占星術では、地球を除いた「水星、金星、火星、木星、土星、天王星、海王星、冥王星」に太陽と月を加えた10の天体を使います。

年齢域…0歳から7歳

公転周期…およそ28日

象徴…幼児/母親/妻/女性/感情/習慣

守護星…蟹座

 

毎日繰り返すような自分になじんだ感情

過去の体験に基づき、必要なものを集めようとする欲求(感情)

 

表層的な浮き沈みの激しい変化である感情とか日々の気分を表しています。

実は月が示すものは人格の基礎でもあり、これは一生なかなか変わらないものなのです。

 

水星

年齢域…8歳から15歳

公転周期…90日弱

象徴…知性/コミュニケーション/認知力/移動

守護星…双子座、乙女座

 

知性の発達、情報の集め方・広め方

水星は、言語能力と言葉によるコミュニケーション能力なども意味します。

 

水星がアスペクトを持つ天体は、その天体が意味する分野で水星の発達に貢献します。

たとえば土星が水星とアスペクトを作ると、歴史や古い権威のあるイメージへの知的好奇心となり、理解に時間がかかる題材に興味を持ちやすくなるでしょう。

 

金星

年齢域…16歳から25歳

公転周期…225日

象徴…芸術/文化/金銭/倫理/所有物/パートナーシップ

守護星…牡牛座、天秤座

 

個人的楽しみ、趣味嗜好、感性や他人を受け入れる働き

金星は、次々に新しい楽しみを発見し、趣味をバラエティー化しようとします。

金星期では、情感が豊かになり、芸術に感動したり、また恋愛に熱中したりします。

 

太陽

年齢域…26歳から35歳

公転周期…365日

象徴…公的/男性的な要素/父親/夫/健康/生命/権威/地位

守護星…獅子座

 

人生を統括する公的な目的意識

太陽は、自分らしさを表現し、未来を切り開く力(意志)

 

占星術で示す太陽は、人生を創造する力です。

太陽は、自分がどういう方向に発展すればよいかのイメージを提供します。

 

一般的な星座占いというのは、太陽だけを取り出したものです。

たとえば魚座なら、生まれた時に太陽という「天体」が魚座というサインにあったということのみ扱っているということです。

太陽だけだと意味の一部を切り取ったものにすぎず、10分の1くらいを示すだけだと考えましょう。

 

火星

年齢域…36歳から45歳

公転周期…2年

象徴…力/性的なエネルギー/攻撃心/権力/競争力

守護星…牡羊座

 

太陽を境にして、天体のグループは第二のステージに入ります。

第一ステージは、月、水星、金星などの、個人的ないしは感覚的な活動領域です。

太陽は生きるテーマをつくり出します。

第二ステージである火星、木星は、対社会への活動力や心理的な面が育成されます。

 

火星は否定を表しますが、全体を否定し、個人性を高めるという意味です。

次の木星は、全体を肯定し、個人性を弱めるので、火星と木星は対立した性質を持っています。

 

木星

年齢域…46歳から55歳

公転周期…12年

象徴…援助/幸運/発展/成長/善の意識/寛大/容認

守護星…射手座

 

何でもどんどん広げてしまう作用のある天体で、発展と成功の象徴になっています。

火星が「積極的、否定性」ならば、木星は「受動的、肯定性」と定義することができます。

 

土星

年齢域…56歳から70歳

公転周期…29年

象徴…形式/凝固/責任/組織力/限界点/安定性/科学/保守的

守護星…山羊座

 

木星の拡大、増大とは反対の、縮小、制限、枠組みを表します。

土星は、平均的で行き過ぎずという働きを持ちます。

持続力と安定感を与えるのです。

しかし、この平均値が法則だと勘違いされ、例外を一切認めないという頑固さが出てくるかもしれません。

 

天王星

年齢域…71歳から84歳

公転周期…84年

象徴…独立性/組織性/覚醒/オリジナル/占星術/心理学

守護星…水瓶座

 

天王星が発見されたのは1781年です。

天王星には独立性、一部分の改革という意味があります。

これは特定の空間に居つかないという意味であり、精神的な結びつきが無くなるという意味ではありません。

 

海王星

年齢域…85歳以後死に至るまで

公転周期…165年

象徴…液体/芸術/幻惑/幻滅/神秘感覚/曖昧なもの

守護星…魚座

 

海王星は、1846年に発見されました。

海王星は、夢や幻想、無意識、神秘を表す天体だと言われていますが、これらは眠りあるいは忘我状態になることで、未知の印象を受け取ります。

海王星は精神的な面での拡大原理になっています。

海王星の公転周期は人の一生よりも長いので、海王星の表す内容は、個人の日常的な意識では把握しきれないほど深いものだということになります。

 

金星・木星・海王星は、それぞれ限界を超えることを意味する天体なので、常に新しい力を吸い込みます。

海王星は、もっと精神的な面で新しい力を持ち込み、精神の活力を思いっきりリフレッシュします。

夢やロマンに夢中になるのは海王星の作用です。

 

冥王星

年齢域…死の瞬間

公転周期…249年

象徴…地下世界/死と再生/破壊/こだわり/閉鎖性/脅迫/変化/孤独/闇

守護星…蠍座

 

冥王星は、1930年に発見されました。

死と再生、徹底的な改革を表します。

冥王星は、しばしば死と再生という極限性を表していますが、これは太陽系の一番外側に位置していることから出てきた意味です。

 

いつでも意識の中に入ってこられる顕在意識的な範囲でのまとまりのもっとも遠いところを土星が定義しており、無意識を含め関わる範囲の限界を冥王星が示していると考えることができます。

 

天体のグループ

個人の能力

基盤を月を見なし、その上に水星の技能、金星の感受性、目的性の太陽が成長する。

若いうちは、個人の能力を鍛えることに重点が置かれます。

 

社会的な活動

火星が個人能力を高めて、木星は広がりや発展、土星は全体的に余分なものを減らす。

火星が筋肉質化、木星が太る、土星が痩せるイメージ。

社会の中での最終的な達成段階は、土星で考えるとよい。

 

精神的な面

冥王星と海王星と天王星のセットで考えます。

時間の変遷と関係します。

 

ハウス

ホロスコープは中央から放射線状に線が引かれ、12のエリアに分かれています。

これを西洋占星術では、ハウスと呼んでいます。

 

サインは、12の星座がその人の内面的な傾向や資質、可能性などを表すのに対し、ハウスはそれらが具体的に人生の中のどのような場面で顕在化するかを表しています。

西洋占星術では惑星を「役者」、ハウスは「舞台」と言われています。

 

ホロスコープの

  • 左側にASC(アセンダント)…東の地平線
  • 右側にDES(ディセンダント)…西の地平線
  • 上方にMC…南中点
  • 下方にIC…南中点の向かい側

があります。

 

アセンダントがどの星座に属しているかにより、外見や身体的な特徴、第一印象に変化が表れます。

その人が人生を生き抜く上で必要なイメージです。

 

ディセンダントは、自分と相対するもの、パートナーについて教えてくれます。

結婚相手や仕事上の相棒、ライバルになるような人物を表します。

 

MCは、人生の中で到達すべき、最高の地点と解釈します。

社会との関わりの中で、あなたの天命とも言えるでしょう。

社会的にどのような活動をし、どんなことを成し遂げるかについてうかがい知ることができます。

 

ICは、その人の根となる部分を表しています。

その人を支える価値観や居心地がいいと感じられる環境などがわかります。

 

1ハウス

「自分」自我がある場所です。

自分の動機を行動に移す局面。

基本的なパーソナリティや人生、外見、体質などを示すハウスです。

人生において何を重視し、どんな行動で世に出ようとしているのかについて見ることができます。

 

2ハウス

「自分保持」

金銭、経済の問題を扱うハウスです。

行動に表した動機が生む効果を実感する場面。

その人の収入の得る方法や金運全般、所有欲について見ることができます。

 

3ハウス

「新しい体験」

知能や好奇心、素質がどのような方向に向かうのかを示す場所です。

周囲の状況を認識し、知的な情報を収集する場面。

利用するべきスキルや対人関係を見ることができます。

 

4ハウス

「家」

その人にとっての足元、土台となる部分を扱います。

自分が属する集団との関係を深めていく場面。

家庭環境や住居、両親との関係やどのような影響を与えたか、晩年の運勢を見ることができます。

 

5ハウス

「個人の可能性」

人生における歓喜を表すハウスです。

自分の独特さを表現する場面。

恋愛、娯楽、レジャー、また子供に関する事項、芸術的な創作活動について見ることができます。

 

6ハウス

「個人の完成」

生活していくために必要な労働やそれに伴う本人の能力について扱います。

実質的に他人の役に立つ場面。

上下関係など他者の面倒、また本人の健康を見ることができます。

 

7ハウス

「他者」

あなた自身を表す1ハウスの反対側に位置し、パートナーやライバルを表します。

他人の動機に合わせて行動する場面。

配偶者のほか、契約や法律問題についても見ることができます。

 

8ハウス

「他者との関係の保持」

死と性がテーマで、セックスに対する意識や結婚後の生活について扱います。

協力しようとする行動がもたらす効果を実感する場面。

他人からもたらされる財を表し、霊的な才能についても見ることができます。

 

9ハウス

「研究と非日常」

専門的で高等な学問を表し、精神的な成長や信仰のあり方を示しています。

知識や活動範囲を広げようとする場面。

海外や長期の旅行についても見ることができます。

 

10ハウス

「社会」

天職としての職業や名声、地位など、人生における公的な活動全般を表します。

世の中での自分の役割を果たそうとする場面。

その人が到達する最高地点、目指すべきものを見ることができます。

 

11ハウス

「集団の可能性」

他人と共有する幸福、社会の中での貢献などを表します。

世の中の人々との関係を意識する場面。

それを実現するためには希望や理想、一緒に活動する仲間やグループを見ることができます。

 

12ハウス

「秘密と分解」

人生の目的を果たしてたどり着く場所を表します。

世の中の人々との気持ちのつながりを感じる場面。

本人の意識外で動く事柄や隠れた敵、障害、秘密など目に見えない問題を見ることができます。

 

12個に分かれたサインごとの区切りに10個の惑星がいろんな形でちらばっています。

ひとつのサインの中に惑星がたくさん入っている所、まるで入っていない所があります。

12のサインに惑星が10個なので、惑星が入っていないサインが必ずあります。

 

惑星が入っていないハウスは、ハウスを司っている星座に注目します。

その星座の守護星が入っていると考えます。

惑星が入っている時よりも影響は弱まりますが、惑星のないハウスも読み解くことができます。

 

アスペクト

アスペクト(座相)とは惑星と惑星の間で形成される角度のことです。

天体と天体の間で働く力をアスペクトとして見ます。

 

アスペクトの中でも影響力が強いものがメジャーアスペクトです。

  • コンジャンクション(0度)
  • オポジション(180度)
  • スクエア(90度)
  • トライン(120度)
  • セクスタイル(60度)

の5種類です。

 

やや影響力が弱まるものの、軽視できないものがマイナーアスペクトです。

  • セミセクスタイル(30度)
  • セミスクエア(45度)
  • セスキコードレート(135度)
  • インコンジャンクト(150度)
  • クインタイル(72度)
  • セミクインタイル(36度)
  • バイクインタイル(144度)

などがあります。

 

メジャーアスペクトには、

  • 調和や安定を表すソフトアスペクト(セクスタイル、トライン)
  • 不調和や緊張を表すハードアスペクト(オポジション、スクエア)
  • 惑星同士が重なるコンジャンクション

の3種類に分けることができます。

 

それぞれの角度は正確に形成されていなくても前後5度程度ずれがあっても結びついていると判断します。

120度のトラインの場合、115~125度の間にあるものは結びついていると判断してよいのです。

この許容されているずれのことを「オーブ」と呼びます。

ずれが少ないほど、強く確実に働きます。

 

コンジャンクション(0度)

2つの天体があるサインで重なっている状態です。

二つの作用が合体して互いに強め合うので、そこから強いパワーが発生します。

 

オポジション(180度)

2つの天体が真正面に向かい合う状態です。

お互いを強く意識する緊張感のある関係です。

 

スクエア(90度)

性質がなじまないサインの間で結びつきができるアスペクトです。

一方の天体が他方の天体の動きを止め、圧力をかけます。

選択、路線変更、転換などに関係します。

 

トライン(120度)

火・地・風・水などの同じグループの間で成り立つアスペクトです。

天体間でフォローしあったり、良いムードで長所を引き出しあったりする関係。

発展と幸運のアスペクトだと言われています。

 

セクスタイル(60度)

応用力を発揮する可能性と積極的な生産性を表しています。

 

ノー・アスペクト

メジャー・アスペクトを作らない天体を、ノー・アスペクトと呼んでいます。

特定の天体作用だけが孤立して働くことを表しています。

 

天体のペア

いろいろなペアの天体が相互に補完しながら働いています。

  • 太陽と月(動機の源)
  • 火星と金星(具体的な活動)
  • 水星と木星(具体/抽象的知識)
  • 木星と土星(成長促進のアメとムチ)
  • 太陽と土星(長期的な動機と目標)
  • 月と土星(私的/社会的な活動の維持)

 

ホロスコープの読み方

ホロスコープは、4つの項目を組み合わせて読むことができます。

  1. 天体
  2. 12サイン
  3. 12ハウス
  4. アスペクト

 

ホロスコープを読むためには、まず12サインの意味と10惑星の意味を覚えることが必要です。

最初は、天体の入っているサインから理解を深めるのがいいでしょう。

次に惑星の意味をしっかりつかんで、サインと惑星の意味を組み合わせて読んでいきます。

 

第一に方向性の偏り、特定のサインや4元素、3区分などに偏りがあればそれをチェックします。

その人の個性を示す部分としてチェックしていきます。

多いところも少ないところも考えるとよいでしょう。

 

三重円

ホロスコープを実践的に読むときには、

  • 出生図
  • 進行図
  • トランシット図

という3つの図を組み合わせた「三重円」というものでリーディングしていきます。

 

出生図

生まれた時のホロスコープです。

 

進行図

体内時計のようなものです。

本人の中でだんだんと性格が変わってきたり、また興味の方向が変わってくる状況を読み取ることになります。

 

トランシット図

外からもたらされる動機、さまざまな外的要因の変化を表します。

 

運勢を占う

出生図と現在の星の運行を照らし合わせることで運勢を占うことができます。

知りたいタイミングの惑星の運行が、出生時のホロスコープにどのような影響を及ぼすのかを判断するものです。

 

出生図のハウスを惑星が通過する時、様々な現象や出来事がもたらされます。

惑星の運行を読み解くことで、幸運の訪れやトラブルに見舞われやすい時期を知ることができるのです。

 

  • 全体運(太陽)
  • 仕事運(水星)
  • 恋愛運、金運(金星)
  • 健康運(火星)
  • ビッグチャンス(木星)
  • 課題(土星)

 

恋愛・結婚の読み方

西洋占星術は、性格分析が得意です。

人との相性も明確に読み解くことができます。

 

定番として押さえておくべきことは、

  • 男性の天体である太陽と火星
  • 女性の天体である金星と月

この4つの天体を組み合わせて、基本的なパターンを読むことです。

 

  1. 女性のホロスコープでは、出会う男性は火星、結婚する男性は太陽
  2. 男性のホロスコープでは、出会う女性は金星、結婚する男性は月
  3. そのときの女性の姿勢は、金星と月
  4. そのときの男性の姿勢は、太陽と火星
  5. 恋愛は第5ハウス、結婚は第7ハウス