三室戸寺とは?その特徴
三室戸寺とは京都府にあるお寺になります。
こちらの三室戸寺には歴史があり、光仁天皇が行幸をした際に、霊感を感じ、そして、藤原犬養に命じてその周辺付近を探させたところ、周辺の宇治川の支流である、志津川の上流の岩付近で、黄金の仏像を発見した、といわれています。
この黄金の仏像を安置するために、770年に一部を移し、奈良の大安大安寺の行表法師を招き、そして御室戸寺としました。
言い伝えでは、こちらが現在の三室戸寺とされています。
創建時は、山中に寺があり、発見された場所の近くに安置されていたといわれていますが、火災に遭遇する機会が多く、15世紀には、現在の宇治市に移転させられたといわれています。
京阪電車の宇治線「三室戸」駅下車し、駅の直ぐ南側の度悪露を東へ道なりに進んでいきます。
そして、案内標識に従って進むと、およそ徒歩約20分程度で到着します。
この宇治駅からは4~6月、ツツジ、アジサイの作季節には、バスが運行されているため、こちらのバスに乗車するのが便利となります。
近くには、寺名石碑が建っており、こちらの場所から進んでいくと約100メートルの場所に、山門があります。
こちらの山門が特徴であり、赤く派手に彩られた山門は簡素であるが荘厳な印象があります。
こちらの山門をくぐりぬけると、参道の右下に、アジサイ、ツツジなどが植えられている、庭園があります。
こちらの庭園が有名で、「あじさい寺」とも呼ばれ、多くの方に親しまれています。
6月にはアジサイが咲き乱れ、ハート形のアジサイなど美しいアジサイの花と庭園を眺めることができます。
参道には石段があり、上らなくとも坂道を上り入ることもできますが、こちらの石段を上ることが正しい参道である、といわれています。
宇賀神の石像の傍のその奥には、本堂があります。
本堂は重層入母屋作りの大変荘厳んで重厚な建物となっており、1805年に再建されたと伝えられています。
京都府の文化祭としても指定されています。
本尊の千手観世音菩薩は、さまざまな説があり、秘仏となっています。
三室戸寺周辺のおすすめグルメ
本格的な担々麺を味わえる三国志
こちらの三室戸寺の観光の際にぜひ立ち寄りたいグルメのお店が、こちらの三国志です。
こちらのお店は、三室戸駅から徒歩1分の場所に位置しており、およそ50メートルほどという近さですので、観光の際にはぜひ立ち寄りたい人気店です。
こちらの三国志では、本格的な四川料理、担々麺、ラーメンを味わうことができ、おひとりさまでも気軽に味わうことができるのがうれしいお店です。
ディナータイムには日本酒も飲むことができ、ランチメニューなども充実しています。
営業日は水曜日以外になりますし、臨時の定休日もありますので、訪れる際には、あらかじめ営業時間と営業日を確かめてから来店することがおすすめです。
人気のメニューが、汁なし担々麺です。
そのほかにも、クリーミー担々麺、麻辣担々麺などの味には定評があります。
人気のクリーミー担々麺は、とても濃厚な味で、麺がもちもちとしているのが特徴です。
弾力もあるので、歯ごたえがあり、お腹いっぱい味わうことができます。
地元の方にも親しまれているお店ですよ。
三室戸寺周辺のおすすめホテル
料理旅館 宇治川
三室戸寺の観光を楽しみたいのであれば、三室戸駅周辺の旅館である、料理旅館宇治川がおすすめです。
こちらの旅館は、京阪宇治駅より徒歩4分、そしてJR宇治駅より徒歩2分というアクセスの良さが自慢のお宿となります。
料理旅館宇治川では、お食事、そして宴会、宿泊をすることができる料理旅館で、宇治の四季折々の多彩な風景を楽しみながら、心のこもった絶品料理を堪能することができるお宿です。
源氏物語のゆかりの地、宇治ですが、山海の幸、茶そばなどお茶の町宇治ならではの豪華な料理を味わうことができます。
料理旅館宇治川は、宇治駅からのアクセスもよく、宇治橋のたもとに位置しているため、川辺を眺めたり、景色を見て日頃の疲れを癒すことができるでしょう。
三室戸寺からもアクセスが近いため、お寺の散策にも適しています。
京都観光、お寺巡りの拠点としても最適な旅館です。
三室戸寺まとめ
京都の三室戸寺は、古くからの歴史ある寺で、その黄金の仏像にはさまざまな説があります。
その荘厳な本堂は、とても素晴らしく京都の宇治の歴史を感じることができるでしょう。
京都の宇治市に位置しているこちらのお寺はアジサイ寺としても親しまれ、春にはツツジ、そして美しいアジサイの庭園を楽しむことができます。
美しいアジサイを眺めながら、お寺を散策し、日頃の疲れを癒してみませんか。
また周辺にも、地元の方に愛されるグルメスポットもあり、料理旅館もありますので、観光の際にはぜひ訪れてみてくださいね。