山形県には様々なご利益を持っている神社が存在しています。
その神社は地元の多くの人達が年中訪れる賑やかな神社から非常にひっそりとした場所にそびえ立っているものまで実に多種多様です。
どこの神社もその場所・歴史など様々な要素が重なってそれぞれの神社で各々の特色を持っています。
今回はそんな数ある神社から特に女性の方には1度は参拝に行ってもらいたい神社を紹介していきます。
上杉神社
上杉神社は上杉謙信公像・上杉鷹山公像・上杉景勝公と直江兼続公像といった上杉一族の銅像があることもあって、最近増加傾向にある歴女と呼ばれる歴史好きな女性達にはおすすめできる神社の1つであると思います。
建立されている場所である米沢市民にとって特に親しまれている神社の1つであり、初詣やお宮参り、結婚式や安全祈願などで多くの人達が訪れています。
純和風の社殿であることもあって雪の中に建つ上杉神社は特に趣のある神社となっていて一見の価値有りです。
ご利益は所願成就のためにいく人が最も多いですが、学業成就、商売繁盛といったものもあります。
湯殿山神社
湯殿山神社は出羽三山神社の中の1つの神社です。
裸足でご神体に登拝することが古くからの言い伝えに残っており、今でも本宮においては三倍する時に裸足になって禊を受けるということが習わしとなっています。
滝をご神体としている御滝神社があって滝行のために訪れる人も非常に多いですし、この滝から神橋までにある13の末社を巡回することはお沢掛けとも言われています。
祭神は大山祇神・大己貴命・少彦名命となっています。
生まれ変わりの力が強い神社とされていて、今の自分を変えたいと思っていたり、人間関係において切りたい縁があるという人にとっては特にオススメの神社です。
山形県護国神社
山形県護国神社は山形県の代表的な神社の1つで、約140年の歴史があります。
他の神社と少し違っているのは大東亜戦争での戦没者4万845柱の英霊を奉斎しているということでしょうか。
そのため、皇族も参拝に訪れる神社となっていて、これらの神を護国の神として、人を通り越して国を守る神がいる神社ということになっています。
山形県では初詣の参拝者が最も多い神社となっており、地元に最も根付いている神社とも言え、家内安全・厄除・合格・商売繁盛などのご利益があり、四季の風景も非常に美しい神社となっています。
酢川温泉神社
酢川温泉神社は名前の通り、酢川温泉の温泉街の一角に存在している神社です。
そのため、別名高湯温泉とも言われています。
灯籠が現代の川柳が書かれていたり、縁結びの神様もいることは女性にとっては特に注目したい神社の1つなのではないかと思います。
川柳の内容もとても面白いものばかりなので一見の価値有りです。
見ることの出来る植物もとても美しいものばかりですので、温泉街の中なので温泉に泊まることをメインに、その泊まっている時間の中で余裕のある時にふらりと訪れるのにもオススメです。
豊烈神社
豊烈神社は神輿渡御、山形豊烈打毬、徒打毬といった伝統ある日本の芸能文化が息づいている神社であることが特徴の1つです。
特に山形豊烈打毬は宮内庁、八戸の打毬とともに、日本に残る3つの打毬の1つで非常に貴重なものとなっています。
毎年、10月6日に上述の祭りが行われて、多くの人達が観覧しに訪れています。
水野忠元公(みずのただもとこう)・山神(やまのかみ)が祭神として祀られており、恋愛成就や再縁を叶えることが出来るパワースポットとしても知られていて、特に女性に人気の高い神社となっています。
六椹八幡宮
六椹八幡宮には市街地の中にある神社でありながら樹齢数百年という巨木が多数そびえていて、近づけば近づく程大きな神々しさを感じることのできる神社です。
御祭神は品陀別名(誉田別尊)・息長帯比賣命・玉依姫命(比咩大神)の3体が祀られています。
境内の中で更に4つの神社に分かれていて、
住吉神社には海上安全・禊祓の神、
常盤稲荷神社には五穀豊穣・商売繁盛・産業繁栄の神、
妙見神社には厄除けの神、
金刀比羅神社には海上交通安全・福徳の神が祀られています。
毎年行われている例大祭が開催される時には多くの人達が訪れています。
歌懸稲荷神社
歌懸稲荷神社は稲倉魂命を主祭神として、大市姫命・大国主命・猿田彦命・日本武尊・火産霊神を配祀神として祀っている神社です。
歌懸稲荷神社の位置している町は山形市の中の十日町と呼ばれる場所なのですが、これは毎月十日に定期市が門の前で開かれていたことをきっかけに名付けられた町の名前です。
この神社が女性にとって魅力的な要素の1つは神前結婚式や、安産祈願、家内安全などのほかにも、新春祈祷といったものも力を入れて奉仕されています。
神明神社
神明神社は全国にある祭神の祀られている神社を分類すると全国で2位を誇っている神社です。
祭神が天照大神(あまてらすおおみかみ)で、太陽を神格化している神社であることや、皇室の粗神ということから、農耕儀礼とも密接につながっています。
閑静な森の中にひっそりと存在している正直そこまで目立つような建物ではないのですが、海が近くて、昔から多くの海女さんが魔除けのまじないとして使用していた模様を魔除けとして販売しています。
特に女性にとっては夜のライトアップも美しいこともあって、山形に訪れた際には是非とも一度足を踏み入れて欲しい神社の1つです。
栗川稲荷神社
栗川稲荷神社は酢川温泉神社と同様に山形県でも特に有名な温泉地の1つである上山温泉街の外れに存在しています。
本堂にたどり着くために歩く際に鳥居がトンネルのようになっているのですが、これは栗川稲荷神社に祀られている倉稲魂命を進行していた信者達によって奉納されたものです。
そして、栗川稲荷神社には縁結びや商売繁盛・金運など女性であれば今すぐにでも上昇したい運ばかりを高めることの出来る可能性がある神様達を祀っている神社なのです。
酢川温泉神社同様温泉街の近くに建立している神社なので温泉目的で訪れた際に一緒に参拝に向かうのもオススメです。
八聖山金山神社
八聖山金山神社は昔鉱山で働いている人達にとって身近な存在にある神社でした。
彼らは常に自然の驚異と隣り合わせで仕事をしていたので信仰心は人一倍強い人達が多かったとされています。
そのかつては男の汗が非常に多い地域柄であったこともあるのか祀られているのは金精神という男根に似た自然石・木々を祀っていて、男女の縁結びや出産、性病の回復の祈願に効果があるとされています。
現在は鉱山も閉山してしまい、すっかりひっそりとしたところに佇む神社といった感じになってしまってはいますが、実際に行ってみると手入れはキチンとされていて、神社ならではの神々しさはしっかりと残っている神社です。
数多くの神社の中から特に女性が好むようなご利益を持っていて、パワースポットとしても人気が高い神社をピックアップして紹介しました。
純粋に願い事をしにいくだけに行くものもちろんいいですが、境内の周りの咲き乱れている植物に注目したり、神社の辿ってきた歴史に触れたり、例大祭などのお祭りを観覧したり、一口に神社といっても様々な楽しみ方があります。
あなたも、自分に合った神社の楽しみ方を検討してみて是非山形県の個性溢れる神社に参拝してみてはどうでしょうか。