福島で参拝しておきたいパワーがもらえる神社10選

伊佐須美神社

磐梯山と明神ヶ岳という雄々しい感じの山と穏やかな山の2つのパワーを併せ持ったパワースポットです。

 

御祭神は伊弉諾尊、伊邪那美尊、大毘古命、建沼河別命。

岩代国の一宮、会津総鎮守の由緒正しい神社です。

 

人生の方向に迷っている時に参拝するのがお薦めですが、他に悪い物から守ってもらえるという神社でもあります。

飛龍の藤と、天海僧正が植えたとされるヒノキとが特にパワーが強いポイントとされています。

 

朱塗りの鳥居をくぐるとすぐに、天神様の社があります。

天神様に付き物の牛の像もありますが、3度なでながら祈願すると願いが叶うと言われています。

神社の隣は、池もある自然豊かな公園になっているので、そこでも自然からのパワーをもらえます。

 

鹿島神社

御祭神は武甕槌命です。

宝亀年間(770~780年)にこの地に祀られ、811年坂上田村麻呂が東征の際、改めて常陸国鹿島大明神を勧請した神社です。

白河地方の総鎮守で、武の神として崇められ戦勝祈願が多く行われたと言います。

 

拝殿に着くまでに太鼓橋を渡り、隋神門をくぐります。

段々と神聖な気持ちになってお参りが出来る神社です。

緑の多い境内の他に、飛び地として東へ300mの所にある「うたたねの森」は古来から歌枕として知られています。

 

パワースポットは神社の御神体山(甕の森)と、拝殿に向かって左側に立つ樹齢1,000年と言われる杉の大木です。

どちらも古代から存在し、甕の森では古代、聖地とされ妻子が行われたとされる大岩が存在します。

 

杉の御神木には神霊が宿るとされ、武の神を祀っていることもあり、合格祈願や就活中など勝ちたい時に祈願すると良いでしょう。

 

羽黒神社

信夫三山の一つ、羽黒山にある神社です。御祭神は渟中太命です。

この神社で有名なのが、毎年2月10日に行われる「信夫三山暁まいり」です。

これは昔この神社にあった仁王門の仁王様の足に合った大わらじ(長さ12m、幅1.4m、重さ2トン)を麓を練り歩いた後に神社に奉納されます。

 

拝殿は鮮やかな朱塗りの建物です。

この神社は縁結びの神様としても有名で、古来から3年続けてお参りをすると恋が叶うと言われています。

この為、若い人達のお参りが絶えない神社でもあります。

 

その他、五穀豊穣、身体壮健、家内安全にも御利益の高い神様として地元の人々からも慕われています。

 

南湖神社

御祭神は白河藩主松平定信で、地元の市民たちに依って定信公を祀る神社が大正11年に創られました。

日本最古の公園である南湖公園の中に鎮座しています。

 

この定信公が白河の男性と会津の女性の仲を取り持ったことから、「縁結びの神」として創建当時から知られ、神前結婚式が常に行われています。

 

又、境内にある「楽翁桜」(定信公のいみ名は白河楽桜公)は樹齢200年の大きな枝垂桜で、これが「縁結びの桜」と呼ばれています。

春にはとても美しく咲き誇り、いかにも縁結びに相応しい華やかさを持っていますので、是非春に参拝されることをお薦めします。

 

この為、訪れるカップルの他に、まだ恋人が見つからない人の参拝も多く、中にはお参りをしたお陰で結婚出来たという話も耳にします。

境内に建つ楽桜公の像もパワースポットと考えてよいでしょう。

縁結びの他にも、出世大明神、世直し大明神、繁盛の神様としても信仰されています。

 

小平潟天満宮

猪苗代湖畔にあるこの神社は、菅原道真を御祭神とした天満宮であり、太宰府天満宮、北野天満宮と共に三大天満宮の一つに数えられています。

 

鳥居をくぐると真っ直ぐに拝殿に向かう道が続いています。

周りは小砂利が綺麗に敷き詰められ、その先には木々や雑草もはえていない広場になっていますが、全体的にはこじんまりした感じを受けるかもしれません。

ただ、雪の期間も雪囲いをしたりと、境内はいつも清浄な雰囲気を保っているようです。

 

菅原道真と言えば、何といっても「学業成就」ですね。

その為、受験期には大勢の学生たちがお参りに訪れるそうです。

霊験あらたかな道真公ですから、心を込めて祈願して安心したら、自分はなお一層の努力に励めば願いは必ず叶うと思います。

 

三ツ石稲荷神社

創建年代は1340年~1346年の間とされていますが、あまり詳しいことはわかっていません。

ただ、この古くてやや寂しげな稲荷神社ですが、市町村指定重要文化財に指定されています。

 

それというのも丹波藩主9代長貴公の長子が無事に生まれた時、母の石川氏がかねてからの祈願が叶ったお礼として、家老に白狐の面を奉納させたからです。

この白狐のお面は高さが4尺(約123cm)、そして口にくわえている昔風の鍵は5尺(約150cm)という巨大な物です。

鍵は宝庫を開ける鍵とされ、幸福をもたらす白狐がこの4稲荷神社のパワースポットそのものです。

 

又、この地ゆかりの江戸時代の人が、この稲荷神社と他の2つの神社に諸願成就のお礼の為奉納した、芸術性の高い絵馬も見どころの一つです。

 

大国魂神社

御祭神は大己命(大国主命=大黒様)、事代主命(恵比寿様)、少彦名命、須世理比売命。

これらの御祭神を合わせて大國魂大神と言います。

 

日本各地にある大國魂神社ですが、ここは朝廷が718年に石城国を造った時に、国の安泰を祈る為に創建された、由緒ある神社です。

 

この神社には大国主命とその正妻須世理比売命の夫婦神と、大国主命のお子で大漁、海上安全の守り神である事代主命、又医薬の技、酒造りの技を司り、災厄を防ぐ少彦名命がまつられているので、その御利益も多方面にわたります。

 

まず恋愛成就、家庭円満、子宝に恵まれる、漁師の方達は海上での無事と大漁を、そして総ての災難から身を守って頂けます。

境内にある御神木である大杉も、本当に大きな杉で、霊力を持っていることは間違いないでしょう。

 

烏峠稲荷神社

鳥峠の頂上、標高485mの所にあるのが鳥峠稲荷神社です。

平安時代初期、東征に出た藤原俊仁が苦戦していたところ、空から1羽の鳥が輝くものを落としていき、それを白狐が加えて山頂へ消えたそうです。

 

山頂には小さな祠があったことから、取りが鳥ヶ嶺大明神の使いだったことを知り、先勝祈願したところ見事勝利を収めたので、828年に山頂に社殿を造ったのがこの稲荷神社の始まりです。

 

このような不思議な物語のお陰で、この稲荷神社もパワースポットと呼ばれ、戦勝祈願の他に歴代領主や住民達から厚く信仰されてきました。

又、稲荷神社でもあるので、商売繁盛を願う人も少なくありません。

拝殿の奥の本殿は権現造りで透かし浮彫等、見事な彫刻が前面に施されており、是非見るべき価値があると思います。

 

磐椅神社

御祭神は大山祇命と埴山姫命、その他に配祀として誉田和氣命、息長足姫命、木花之佐久夜比賣命、磐長姫命がおられます。

うっそうと茂る木々の中にある神社と言った印象で、神功皇后時代に磐梯山山頂に創建されたとされるだけあり、自然が豊かで古来からの静かな佇まいを今に残しています。

霊験あらたかな神社と言えるでしょう。

 

こちらの神社は縁結びの神社として有名で、中でも境内にある鳥居の手前の「鳥居杉」は推定樹齢800年以上。

桜の木が根元から生えているので「えんむすび桜」と呼ばれ、しめ縄に5円玉を結びつけるカップルが沢山います。

 

この杉の根元には湧き水の汲み場があり、地元の方もよく来られます。

会津はお水が美味しい所ですから、このお水も頂いてよりパワーを頂きましょう。

 

大山祇神社

御祭神は大山祇命、岩長比売命、木花咲耶姫命の親娘三神です。

大山祇命は山岳丘陵の守護神、つまり水源、水利、金石の神様でもあります。

778年に勧請された神社です。

 

生き物に必要な水を司る大山祇命は人々の暮らしを守り、岩長比売命は長寿の神様、そして木花咲耶姫命は良縁・安産の神様として崇められています。

 

又、一生に一度の願いは三年続けてお参りすれば「なじょな願いもききなさる」神様として、福島県だけではなく、新潟、山形等地方からも多くの人々がお参りに来る神社です。

 

境内は拝殿にお参りした後、山をぐるっと回ってようやく本社に辿り着く程広いです。

途中は自然の中を歩くので気持ちが良く、不動の滝や弥作の滝、杉並木と自然からもパワーやマイナスイオンをたっぷり受けることが出来るでしょう。