鵜戸神宮のご紹介
日本全国にたくさんのパワースポットがあります。
パワースポットでは、精神的に弱っている人やなにか、助けを求めたい人が訪れることが少なくありません。
九州にもそのような多くのスポットがある中で、宮崎県のある場所が特異なんでパワースポットとして、注目を浴びています。
それは鵜戸神宮という所です。
しかし、鵜戸神宮ほど珍しい場所はないかもしれません。
全国にある神社は、普通、本宮を参拝する時は、階段を登って上に行く事になります。
しかし、ここでは、海に面しており、この神宮は下ることになるからです。
ただ、とても美しい日向灘に向かって開かれた神宮で、参拝する人々の気持を爽快にさせてくれるパワースポットとも言えるでしょう。
この神宮をお参りする時に、荒波をかぶりそうになりながら、階段を降りていくのですが、鵜戸岬にある薄暗い洞窟の中に、目を見張るような朱塗りの本殿が現れてきます。
ここにたどり着いた時には、何故か、不思議な安心感をもたらしてくれます。
鵜戸神宮で面白いことは、独特の風習で行なう願い事です。
“運玉”と呼ばれる物を持って、願い事を念じながら、亀石と言う枡の形をした石の中に投げ込み入れば、成就するというものです。
男性は左手、女性は右手に持って投げ込みます。
昔は、お賽銭をを投げ込んでいた入るまで何度もやってみたいのですが、それはできないでしょう。
主神として、祀られているのは、初代天皇として知られる神武天皇ほ父親に当たる、日子波瀲武鸕鷀草葺不合尊(ひこなぎさたけうがやふきあえずのみこと)という方です。
また、相殿には、神武天皇を祀られていて、非常に由緒正しい神宮です。
縁結び・夫婦和合・子授け・安産などのご利益があるとされており、若いカップルもたくさん訪れています。
この神宮の成り立ちは、はっきりとはされていないものの、崇神天皇の頃に、六所権現として祀られるようになり、推古天皇の時代に社殿が建てられたとされるために、かなり古き歴史を持っていると思われます。
少し面白いことは50年程前に、NHKの朝ドラマの舞台にもなったようで、それをきっかけに新婚旅行のメッカともなったようです。
最近は、パワースポットブームも相まって、再び、若い人々の脚光をようになっています。
少し面白いもので、”おちち飴”というお土産品があります。
これは、本殿の裏側に、御乳岩(おちちいわ)というき場所がらあるのですが、洞窟の奥で天井が膨らみ乳のように見えて、そこから水の雫が母乳のように落ちています。
これは、主神の母君である豊玉姫様が、我が子の育てるために、両乳房を洞窟にくっつけて海に帰ったという伝説が残っているのです。
この滴る水から作られなのが、”落ちち飴”なのです。
このように愛の尊さも感じ取ることができる神宮なのです。
鵜戸神宮の近くで堪能できるグルメといえば、やはり、海鮮物でしょう。
海で取れた伊勢海老の海鮮料理がオススメです。
海が目の前にあるので、基本、刺身や魚介類もおすすめです。
おすすめホテル
ホテル弥太郎
このホテルは、海の幸が堪能できるホテルです。
伊勢海老の活き造りを始め、他にも新鮮で美味しい海鮮料理が用意されています。
新鮮な漁港から、直接、仕入れられる海鮮物から、料理される品々は、舌つづみをと討つこと間違いなしです。
また、別館では、トロン温泉にも入れますので、疲れた身体を癒やすには最高の宿です。
ペンション C−ドルフィン
こちらは、日向灘の真っ青な海を一望できることが、オススメポイントです。
鵜戸神宮にカップルで訪れた後の1泊には最高のペンションです。
ホテルシーズン日南
午後も南国ならでわの雰囲気を満たしてくれる全室オーシャンビューがオススメのホテルですね。
鵜戸神宮まとめ
パワースポットでは、その地に訪れることで、大きなパワーをもらえることが大きな特徴です。
鵜戸神宮では、パワーに加えグルメも楽しめる場所として、とても興味深い場所です。
おそらく海から来る母なる力も大きなパワーとなり、訪れる人の心に勇気と安らぎを与えてくれるのかもしれません。
宮崎県というと、南国の土地で、優しい印象を受けます。
鵜戸神宮も荒波の中で、どこか耐え忍んでいる逞しさと律儀さも感じさせるのですが、その中でパワースポット本来の立場を維持しているような気がします。
九州には、大きな神社、神宮が祀られています。
おそらく年間の参拝客は、数百万人をくだらない規模です。
訪れる多くの人びとは何か、ご利益を求めて、参拝するのですが、鵜戸神宮に訪れる人の中で、何度と行く人は、目に見えないチカラに引き寄せられるように足を運ぶ人が少なくないようです。
その点が力の強いとされる大きなパワースポットの所以かもしれません。
それでいて、爽快で心が、晴れ渡るような気持ちになれる神宮として、人気のあるスポットなのです。
海に祀られ、普段ではなかなか、行くことができない神宮。
一度でも訪れると、可のご利大きなご利益と平穏な心をもたらしてくれるのですが、それだけではなく、いつまでもその気持ちが、続くように海の広い心で見守ってくれているのかもしれません。