宮城県の神社10選をご紹介します。
鹽竈神社
鹽竈神社の創建は記録が残っておらず分かっていないのですが、平安時代の書物にこの神社の事が掛かれている事からその時代よりも前に建立された事が分かります。
大変歴史ある神社です。
まずインパクトを与えてくれるのが、表参道の長い階段です。
見ただけで落ち込むくらいの石段は自分の足で登りましょう。
男坂とも呼ばれるこの階段を登る事で運気が上がると言われているからです。
神社への入り口は3つありますが、最も奥の入り口からこの石段に繋がります。
3つの坂のうち一番古い、七曲坂も大変おススメなんです。
現在ではほとんど使われていませんが、主祭神である神様が歩いたとされる道です。
とてもご利益がありそうですね。
鹽竈神社には、本殿が2つありますが、塩の神様を祀っている方は安産にご利益があります。
訪れた際には、この塩の神社でしか買えない神塩守を求めたいものです。
延命長寿に効果があり、陶器に入っているので盛り塩として自宅においても良いですよね。
竹駒神社
1100年以上もの歴史がある竹駒神社は、京都府の伏見稲荷、茨城県の笠間稲荷と並んで昔から日本三稲荷の1社に数えられています。
江戸時代に創建され、総ケヤキ造りの随身門、唐門その先にある本殿の奥にお稲荷さんが祀られています。
衣、食、住の守護神として産業開発、五穀豊穣、商売繁盛、海上安全にご利益があると言われています。
金運のアップ、そして商売繁盛が期待できるので是非訪れてみたい場所ですが、注意点がありまして願いがかなった後には、お礼参りをきちんとしましょう。
それを忘れるとあまり良くないと言われているので気を付けましょう。
釣石神社
落ちそうで落ちない岩それが、この神社の御神体でもある巨大な岩です。
周囲が14メートルもあるこの岩見れば見るほど落ちそうな角度で傾いて崖から滑り落ちてもおかしくない雰囲気なのに度重なる災害に見舞われてもびくともしないのです。
釣石という事で一応しめ縄でしっかりと釣り上げられてはいますが、それでも東日本大震災に見舞われて社務所も鳥居も津波で流されても尚落ちないとは、もはや神の領域を感じます。
この落ちないパワーは、何といっても受験生に大人気です。
また、会社の業績が落ちないという事で経営者の方が参拝されることも、皆さん願掛けされています。
この神社には、もう一つ岩があり陰陽石と言います。
落ちない方が、陽、こちらの岩が陰という事で合わせて陰陽石の御神体です。
夫婦岩という事で、縁結びや、夫婦円満、子宝のご利益もあります。
大崎八幡宮
長い歴史のある由緒ある神社で、社殿は伊達政宗の命により造られました。
権現造りと呼ばれる様式で作られた社殿は、後に日光東照宮でも同じ様式が使われました。
派手好きと言われる伊達政宗が造らせただけあり、豪華絢爛な外見をしています。
現在では国宝に指定されている貴重な建物でもあります。
こちらの神社では、良い運気を身体に定着してくれると言われていて拝殿前でゆっくりと過ごすことでこの効果が高まるという事です。
大崎八幡宮には、鳥居がいくつかあり二の鳥居をくぐると石段があります。
石段を上がると三の鳥居がありくぐると参道が続いています。
参拝は、雨の日は避けて午前中に行くのが良しとされています。
東照宮
国指定重要文化財でもあるこちらですが、まずは重厚な作りの隋身門が迎えてくれます。
御祭神は、東照大権現、徳川家康公になります。
中に建てられているものが殆ど、重要文化財に指定されている凄い場所です。
商売繁盛、出世祈願、家内安全、延命長寿にご利益がありますので殆どのお願い事がかないそうですよね。
春には桜が満開になり見どころスポットとしても人気で沢山の人でにぎわいます。
こちらは、仕事運の向上と商売繁盛の御利益で有名なパワースポットでもあるので運気をあげたい方は是非足を運んでみてくださいね。
青葉神社
仙台藩祖伊達政宗を祀るこちらの神社、知る人ぞ知るパワースポットでもあります。
境内までは結構な階段を登るので体力がある時に、歩きやすい靴で訪れると良いです。
緑豊かな境内に癒される1874年に建立された神社です。
御神体である伊達政宗が眠る本殿では、パワーを貰えるのでしっかりと礼儀正しくして参拝しましょう。
桜の名所でもある青葉神社では、四季折々の植物が見れとても心が癒されます。
青葉神社の宮司さんは、伊達政宗の家臣で有名な片倉小十郎の子孫なんです。
歴史好きの人からも大変注目されている神社です。
宮城縣護国神社
青葉山の仙台城本丸跡に創建された神社で戦死・殉難者5万6千余柱の英霊を祀っています。
ご利益は家内安全、商売繁盛、社運隆昌、社内安全、工事安全、交通安全など多岐にわたります。
境内には、この土地の神様である白水稲荷大神や伊達政宗の像も飾られています。
本殿は東北地方で初めて、伊勢神宮より下げ渡された貴重な建築物で宮城県民にとても大切にされています。
天気が良い時にはご来光も見ることが出来ますので大変縁起のいい神社でもあります。
金蛇水神社
その名前から金運アップが望めそうな神社ですが、まさしく地元では有名な金運アップのスポットだという事です。
神社創建の由来ですが、平安時代中頃の永祚元年に天皇の御佩刀を鍛えよとの勅命が下ったため、名水を求めて諸国を遍歴していました。
現在の金蛇水神社がある所を訪ねた所、水神宮のほとりを流れる水の清らかさに心を打たれてこの地で宝刀を鍛える事が出来ました。
無事に鍛えられた御礼に雌雄一対の金蛇を水神宮に奉納して都に上りました。
それ以来、この金蛇をご神体として祀って社名も金蛇水神社として今日にいたります。
鳥居をくぐった場所に、樹齢が300年を超える九竜の藤という藤の木、神池である御霊池もありとても縁起が良い場所になっているのでこちらの場所で過ごすと金運アップが望めるかもしれません。
大亀神社
坂上田村麿が黒川郡に進出した際に勧請したと言われている神社です。
境内には、亀石と呼ばれる巨大な石があります。
こちらの祭神は、武甕槌命と鹿島天足別命の2神を祀っています。
創建年月は不明となっています。
親子の神が居る事から、子供の健康を祈願するために訪れる人が沢山いるほかにも様々なご利益を願って参拝する人が多いです。
鳥居からは、海を望むことも出来る珍しい神社で春に咲き誇る桜もまた美しいです。
ご利益は、古くから勝利の神として職業繁栄を護る事で知られているほか、悪疫除け、安産、鬼門除け、海上安全のご利益があるとされています。
さすがに海の近くにある神社だけありますね。
多賀神社
仙台の中で最も古い神社になります。
日本武尊が東夷追討をするときに勧請されたと伝えられています。
やまとたけるのみことって本当にはるか昔の話ですよね、凄く歴史があることが分かりますね。
古くから延命の神として、お多賀様と呼ばれ親しまれてきました。
境内には、市の保存樹木に指定されているシラカシの大木や、サクラなどが植えられており、桜の季節には大変美しい景色が見られることでも有名です。
表参道の鳥居の前には、石碑がありますがその参道は、通学路になっていて登下校する子供たちが見る人の心を癒してくれます。
境内にある、シラカシは樹齢が300年とも言われており仙台市の保存樹木に指定されています。
こちらの神社は、延命と安産にご利益があるそうです。