草津温泉、四万温泉に伊香保温泉。
群馬は全国的にも有名なお湯処なのです。
でも、由緒正しき神社もたくさんあります。
そこで今回は群馬の神社10選をご紹介します。
榛名神社
榛名神社の御利益は、多岐に亘ります。
万の願を引き受ける神社であり、そういった意味で万能の神を祀っていると言えます。
その中でも特に優れているのが、火・土・水・山を司る大自然の力。
自然災害や病などの願いに適しています。
榛名神社名物とも言うべき参道は、清流の涼やかな流れに沿って約700mも続いています。
神社の歴史を見守ってきた老杉の歓迎を受けながら神社へ辿り着くころには、胸の内のモヤモヤがスカッと晴れていることでしょう。
この浄化の道を経てから、無心で参拝を行います。
参道の途中に七福神がいるので、自分の願いに寄り添ってくれる神様を祈ることを忘れずに。
事情があり一人で住んでいる人には特におススメ。
家族のことを思い、参拝してください。
伊香保神社
たくさんの商いが行われている石段を上りつめた先にある伊香保神社。
この石段を一歩一歩あがり、最後に階段下を見つめることで金運を授かると言われています。
それは、お金を手にするためにコツコツと努力する様に似ているから。
また、子宝の神であり、これから子供を授かりたいと考える女性は必ず丁寧に参るといいですね。
石段にはたくさんのお店が軒を連ね、足湯が楽しめるスポットもあります。
でも、ご利益を優先したいなら、まずは一気に登って参拝を済ませるのが大事。
あれこれとお店を冷やかすのは、参拝後にしましょう。
これから新しい家族を築きたいと考えている人にピッタリの神社です。
貴船神社
地元の人達が新しい車を購入した時に改めて交通安全祈願を行う神社です。
タカオカミ神が祀られているのですが、タカオカミ神は水の神として知られています。
洪水などの水害を避けるためにお参りしましょう。
近年は世界各地で自然災害が発生しており、日本も例外ではありません。
大地に怒りを鎮めるよう、お願いしてください。
直接参拝する前に赤い柱が特徴の社殿全体が見渡せる場所で祈り、その後に通常通りの参拝を行うと神社全体の霊気を受け止めることが出来ます。
貴船神社は、車を運転する仕事に従事している人、またはその関係者の人達におススメです。
タクシーやバスの運転手、長距離トラックなどの業界の人は訪れて損はありません。
妙義神社
妙義神社は、観光神社というよりも土地の人達のためにある由緒正しき神社です。
生まれ育ち、そして人生の節目節目に無事を祈り、一生を通してお守りくださいます。
豪華絢爛な社はそれぞれ見応えがありますが、特に本殿は国の重要文化財にも指定されているほどの歴史を誇り、造りも立派の一言に尽きます。
敷地内をくまなく歩き、妙義神社全体が発する守りのオーラを全身で吸収するのがベター。
時には足を止め、ゆっくりと過ごしてください。
ここは、何かの折に訪れることが可能な近距離にお住いの人におススメです。
生きていく中で無事を祈りたくなる時は一度きりではありません。
都度訪れて、お願い事を具体的に祈るといいでしょう。
於菊稲荷神社
稲荷神社なので、なんといっても商売繁盛・家業繁盛を願うに最適な神社です。
赤い鳥居が華やかでその下をくぐり抜けて参拝へ。
この鳥居をくぐる際に同行者と賑やかにおしゃべりに興じたり、スマホでの記念撮影をするのは控えましょう。
ここは厳かにくぐり抜けるのが正解です。
この於菊稲荷神社は、「おたすけ稲荷」というニックネームで親しまれている神社。
だから、人々の「助けてほしい」という声は無視できません。
縋りたい気持ちがあるならば、ぜひ打ち明けてみましょう。
ここへのお参りはお仕事に頑張る人ならば、誰にでもご利益があると考えて間違いありません。
商売繁盛は、何も自営業の人達だけの願いとは限らないのです。
商売繁盛で、お給料やボーナスアップを狙いましょう。
稲の神様なので、お米作りなどの農業に従事している人達にもお参りしてほしい神社です。
木曽三社神社
水がこんこんと湧き出ている場所を参拝するのですが、ここでのご利益は何かを生み出す力を授けてもらえます。
全国的にも珍しい下り参拝を行う造りになっています。
だから奥に行くためには石段を下っていくという進み方。
社殿に向かいながら、霊水の気を感じつつ近づきます。
一の鳥居、二の鳥居、三の鳥居と順々にくぐっていくのですが、それぞれで間を取りながら神様に自身の存在を認識してもらいましょう。
名前や住所を簡単に頭の中で唱えればOK。
すると祈りを叶えるのに神様が助かるので願いを聞き入れやすくなると言われています。
ここはクリエイティブな発想をより多く求められる立場の人におススメです。
何かのプランナーやデザイナーの方たちなどですね。
建築家などの特別な知識を持つ人でも時にはひらめきが必要になるはず。
そんな時に木曽三社神社を訪れてみてはいかがでしょうか。
雷電神社
ここは関東近郊にある80余りもの雷電神社の総本山です。
昔から雷の多い土地であり、それに伴う大雨による増水で田畑が被害を受けたり、家屋への落雷による火災などが後を絶ちませんでした。
そんな経緯の後に建てられた雷電神社ですが、いまでは雷除けだけではなく、豊作祈願や厄除けにご利益があります。
参拝するときに立ち寄りたいスポットとして、境内に東の神馬(しんめ)と西の神馬があります。
東の神馬は、足や腰に難がある人の祈祷スポット。
また、雨を願う場でもありますので赤い馬に願いを唱えましょう。
西の神馬は、白い馬。
目の健康にご利益があり、晴れを願う時にお祈りします。
もしも電気関係の会社にお勤めの人がいたら、雷電神社をおススメします。
工事を行う危険な仕事の人も、事務関係の人でもご縁を得ておくといいでしょう。
一之宮貫前神社
5年もの月日を費やした修復が行われたばかりなので、見た目も鮮やかに甦りを果たした一之宮貫前神社。
世界遺産に指定された富岡製糸場の近くにあるのですが、ここは養蚕産業の守護神なのです。
祀られている経津主神と姫大神は一対の神であることから、恋愛運や結婚運、夫婦運などのご利益があります。
「賑やかに振舞うべからず」が鉄則で、静かにお参りするのがマナーです。
せっかくカップルで訪れたにも拘らず、上手くいかなかったと嘆く前に慎み深く振舞うことに気を配りましょう。
一番ご利益が期待できそうな人は、シルク素材を扱う人。
例えば、ファッション業界で働き、洋服の素材としてシルクと縁の深い人の事です。
もちろん、カップルにもおススメです。
栗生神社
栗生神社は鎌倉時代から南北朝時代にかけて活躍した武将・新田義貞の家来、栗生左衛門頼方を祀ってある神社。
勝負運に長けた祭神に因んで、勝負ごとに力を発揮するご利益を授かれる場所です。
必ず忘れずに立ち寄りたいのが、御神木である大杉です。
ここに栗生左衛門頼方を祀る前から植えられている、生き証人のような老杉。
植えられてから、今までの時代を見守ってきたわけですね。
もしもメンタル的な問題を抱えている人がいたら、この大杉の前で打ち明けてみましょう。
こころがスーッと軽くなります。
勝負運を授かるといっても、ギャンブルなどに効き目を発揮するのかは不明。
それよりも受験や入社試験、資格試験の合格祈願に最適です。
冠稲荷神社
見た目も鮮やかな朱色が印象的で、参拝するのが楽しみな神社です。
縁結びにご利益があり、そのご利益で結婚に至ったカップルはこちらで神前式を挙げることも多いようです。
ここには言い伝えが残っていて、その昔に子宝に恵まれない女の人が山伏に木瓜の木の実を煎じて飲むようにアドバイスをもらい、その通りにしたところ本当に授かったというもの。
その女の人はお礼に木瓜の木を境内に植えて、それが今でも残っています。
近くに実咲社と書いてある赤い鳥居あるのでそれを目印にするとすぐに見つかります。
妊活中の人は必見ですね。
恋愛成就というよりも結婚の縁を結んでくれる神社なので、婚活中の人や結婚したいと考えるパートナーがいる人におススメの神社です。